特許
J-GLOBAL ID:200903022880596208

透視ノイズ低減を実施するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-381167
公開番号(公開出願番号):特開2001-238869
出願日: 2000年12月15日
公開日(公表日): 2001年09月04日
要約:
【要約】【課題】 X線透視システムが収集した画像データに対する透視ノイズ低減を実施するための適応透視ノイズ低減(FNR)アルゴリズムを提供する。【解決手段】 FNRアルゴリズム(20)は、様々なデータ収集パラメータを利用してシステムの透視X線検出器コンポーネントに関連するノイズ統計値の推定値を作成し(23)、データ収集パラメータ及びX線透視処置で使用する被検体に関する知見を利用して、その被検体に関連する最小被検体コントラストを予測し(25)、次いで、ノイズ統計値の推定値及び被検体コントラストの予測値を利用して、FNRアルゴリズムで利用するある特定の変数を適応させる。ノイズ統計値の適応済み推定値及び被検体絶対コントラストの適応済み予測値を得る(27)。次いで、このノイズ統計値の適応済み推定値及び被検体絶対コントラストの適応済み予測値に基づいてFNRアルゴリズム(20)の変数を適応させる(29)。
請求項(抜粋):
駆動時に特定のフレームレートでX線を放出する透視X線源(16)と、前記X線源(16)により放出されたX線を受け取るように配置された透視X線検出器コンポーネント(15)であって該検出器コンポーネント(15)上に入射するX線に応答してその各々が1つのピクセル値を有するピクセルからなる画像フレームを作成かつ出力している透視X線検出器コンポーネント(15)と、を備えるX線透視システム(1)により収集された画像データに対して透視ノイズ低減を実施するための装置であって、前記検出器コンポーネント(15)と連絡していて、多数のピクセルからなる画像フレームを前記検出器コンポーネント(15)から受け取ると共に、適応透視ノイズ低減(FNR)アルゴリズム(20)を実行するようにプログラムされているコンピュータ(10)を有しており、該コンピュータ(10)は、前記適応FNRアルゴリズム(20)を実行するときに、前記適応FNRアルゴリズム(20)に従って各画像フレームのピクセル値を処理して画像フレームに対するノイズ低減を実施しており、前記ノイズ低減は、画像フレームの運動が存在しない領域に対応するピクセル値に対して時間的低域通過フィルタ処理をし、画像フレームの運動が存在する領域に対応するピクセル値に対してはフィルタ処理をしないことによって実施され、前記適応FNRアルゴリズム(20)はノイズ統計値を推定し(23)かつ被検体コントラストを予測し(25)、適応FNRアルゴリズム(20)の1つまたは複数の変数を前記ノイズ統計値の推定値及び前記被検体コントラストの予測値に従って適応させていること、を特徴とする装置。
IPC (3件):
A61B 6/00 ,  G06T 1/00 290 ,  G06T 5/00 300
FI (3件):
G06T 1/00 290 A ,  G06T 5/00 300 ,  A61B 6/00 350 Z

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