特許
J-GLOBAL ID:200903022883046233

耐排気凝縮水腐食性評価試験方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-192875
公開番号(公開出願番号):特開平5-034265
出願日: 1991年08月01日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 マフラーなどの自動車排気系に使用される金属材料の耐食性を的確に評価する方法を提供する。【構成】 水2を入れた恒温槽1に、塩素イオンや亜硫酸イオン,硫酸イオン,炭酸イオン,アンモニウムイオン,亜硝酸イオン,硝酸イオン,カルボン酸イオン,ホルムアルデヒドなどおよび活性炭素を含む試験溶液5を満たしたトールビーカ11を配置し、その試験溶液5に試験片4を全浸漬→恒温保持→凝縮水完全蒸発→試験片4の軽ブラッシング→ビーカー洗浄→試験溶液5補充のサイクルを複数回繰り返して、そのときの試験片4の腐食程度によって耐食性を評価する。
請求項(抜粋):
自動車排気凝縮水に対する自動車排気系材料の耐食性を評価する上において、大気中で温度300 〜500 °C×1〜100 hの熱処理を施した試験材料を、重量割合でCl- :10〜1000ppm, SO32-:50〜5000ppm, SO42-:50〜5000ppm, CO32-:100 〜10000ppm, NH4 + :100 〜10000ppm, NO2 - :1〜1000ppm, NO3 -:1〜1000ppm, CH3COO - :1〜1000ppm, HCOO - :1〜1000ppm, HCHO :1〜1000ppm を含み、pH7〜10に調整された溶液中に全浸漬し、さらに粉末状の活性炭素を20〜100g/lの割合で添加した後に、50〜200 °Cに保持して約5〜100 hで溶液を完全に蒸発させ、溶液が完全に蒸発したのち試験材料に付着した溶液の結晶と活性炭素を除去し、新たに溶液と活性炭素を補充して同様の試験を繰り返す試験工程を5〜50回繰り返した後の試験材料の腐食の程度で耐食性を評価することを特徴とする耐排気凝縮水腐食性評価試験方法。

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