特許
J-GLOBAL ID:200903022894333536

粉末アルミニウム合金製摺動部材及びシリンダとピストンリングの組み合わせ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-202216
公開番号(公開出願番号):特開2003-013163
出願日: 2001年07月03日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】耐摩耗性、耐食性、押出性、機械加工性に優れ、相手材の摩耗が小さい粉末アルミニウム合金性摺動部材を提供することである。【解決手段】12〜30%のケイ素と3〜6%のマンガンと1〜6%のマグネシウムと残部を実質的にアルミニウム及び不可避的不純物とからなり、ケイ素及びマンガンの質量百分率の数値を掛け合わせた数値が30以上である粉末アルミニウム合金によって形成されるマトリックスと、このマトリックス中に分散された鉄系硬質粒子及びアルミナよりも硬さが低いセラミックス粒子の1種以上である硬質粒子とからなる粉末アルミニウム合金製摺動部材である。アルミニウム合金の耐摩耗性を向上させて比較的に硬さの低い硬質粒子を含有させても優れた耐摩耗性を得ることができる。Fe、Cuを含有していないので耐食性を向上させ、Si、Fe、Cu等の合計添加量が少ないので、伸び及び押出性を向上できる。
請求項(抜粋):
粉末アルミニウム合金によって形成されたマトリックスと該マトリックス中に分散された硬質粒子とを含む粉末アルミニウム合金製摺動部材において、前記粉末アルミニウム合金は、前記粉末アルミニウム合金の質量を100%として12〜30%のケイ素と1〜6%のマンガンと1〜6%のマグネシウムと残部を実質的にアルミニウム及び不可避的不純物とからなり、かつ前記ケイ素の質量百分率の数値と前記マンガンの質量百分率の数値とを掛け合わせた数値が30以上となる組成であり、前記硬質粒子は、鉄系硬質粒子及びアルミナよりも硬さが低いセラミックス粒子の1種以上であることを特徴とする粉末アルミニウム合金製摺動部材。
IPC (8件):
C22C 21/00 ,  C22C 1/05 ,  C22C 21/02 ,  C22C 32/00 ,  C23C 24/04 ,  C23C 28/00 ,  F02F 1/00 ,  F02F 5/00
FI (9件):
C22C 21/00 E ,  C22C 1/05 C ,  C22C 21/02 ,  C22C 32/00 R ,  C23C 24/04 ,  C23C 28/00 C ,  F02F 1/00 D ,  F02F 1/00 G ,  F02F 5/00 F
Fターム (37件):
3G024AA22 ,  3G024FA00 ,  3G024FA06 ,  3G024FA09 ,  3G024GA00 ,  3G024GA08 ,  3G024GA18 ,  3G024HA07 ,  3G024HA10 ,  4K018AA16 ,  4K018AB01 ,  4K018BA08 ,  4K018BA13 ,  4K018BA20 ,  4K018BB04 ,  4K018FA01 ,  4K018FA05 ,  4K018FA24 ,  4K018FA25 ,  4K018KA02 ,  4K018KA08 ,  4K018KA09 ,  4K044AA06 ,  4K044AB03 ,  4K044AB04 ,  4K044AB10 ,  4K044BA06 ,  4K044BA10 ,  4K044BA18 ,  4K044BB02 ,  4K044BB03 ,  4K044BC01 ,  4K044CA12 ,  4K044CA13 ,  4K044CA14 ,  4K044CA23 ,  4K044CA51
引用特許:
審査官引用 (3件)

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