特許
J-GLOBAL ID:200903022897014997

ロータリーピストン式回転ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-262705
公開番号(公開出願番号):特開平6-081877
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 小型であっても大きなトルクを発生させることが可能な回転ダンパーを提供する。【構成】 三角柱状のローター2の各頂部近傍に貫通孔11を穿設し、側面の中心に円形穴を開設し、該円形穴の一方の開口部分を嵌合穴とし、他方の開口部分の内周に内歯歯車8を設け、該ローターをローターハウジング4の作動室3内に収納して内歯歯車を作動室底面の固定外歯歯車16に噛合し、主軸5の偏心輪22をローターの嵌合穴に嵌合して上端の作動軸部20を蓋体6の穴から外部に突出させ、作動室の内面とローターの外周面とにより形成される伸縮室内に粘性液を充填し、ローターを回転したときに体積が減少する伸縮室内の粘性液を隣の伸縮室内に流動せしめるようにした。
請求項(抜粋):
略三角柱状体であって、外周面同士が鋭角に接合する各頂部にシール部を設け、側面の中心に円形穴を開設し、該円形穴の一方の開口部分を嵌合穴とし、他方の開口部分の内周に内歯歯車を設けたローターと、該ローターを収納可能であって、一方の側面が開放した作動室を有し、閉塞した他方の側面の中心に軸受を設け、該軸受と同軸上に固定外歯歯車を設けたローターハウジングと、一端を作動軸部とし、その高さの途中には偏心輪を有する主軸と、該主軸の作動軸部を貫通する穴を開設した蓋体と、を備え、上記内歯歯車を固定外歯歯車に噛合させてシール部を作動室内面に接触させた状態でローターをローターハウジングの作動室内に収納し、主軸の偏心輪をローターの嵌合穴内に嵌め、且つ当該主軸をローターの円形穴内に挿通して下端を前記軸受で支承し、作動室の内面とローターの外周面とにより形成される伸縮室内に粘性液を充填し、主軸の作動軸部を穴内に挿通した状態で蓋体をロータリーハウジングの開放面に被せて止着し、上記作動室の内側輪郭をローターが回転したときにシール部が摺動する形状に設定し、且つローターの外周面を該ローターが作動室内を回転したときに作動室内面と干渉することなく伸縮室の容積を増減する形状に設定すると共に、前記ローターには、当該ローターが回転したときに容積が減少する伸縮室内の粘性液を隣の伸縮室内に流動せしめるための通部を設けたことを特徴とするロータリーピストン式回転ダンパー。
IPC (2件):
F16F 9/14 ,  B60R 7/06

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