特許
J-GLOBAL ID:200903022899961420

超耐食Ni基合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-057835
公開番号(公開出願番号):特開平6-248378
出願日: 1993年02月23日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 マクロ偏析が少く、熱間加工性及び冷間加工性や耐食性を劣化するσ相やμ相の金属間化合物の析出を抑えCr+Moの量を増加し、Mo、Cuを均一微細に固溶させミクロ偏析を抑え、塑性加工時の疵発性の少い超耐食Ni基合金の提供。【構成】 ミクロ偏析の少ない均一微細な凝固組織(図1参照)の超耐食Ni基合金アトマイズ粉末を加工性良好なカプセルに充填し、熱間押出のみ、冷間静水圧プレスと熱間押出、熱間静水圧プレスと熱間押出、熱間静水圧プレスと鍛造または圧延の固化工程により超耐食Ni基合金を得る。超耐食Ni基合金アトマイズ粉末は、C:0.03% 以下、Si:0.1% 以下、Mn:1.00%以下、Cr:19 〜24% 、Mo:15 〜21%、W:1 〜5%、V:0.01〜0.5%、Fe:1〜5%、Al:0.01 〜0.5%、N:0.02〜0.1%であり、0.5%以下のTi及び0.5%以下のNbのいずれか1種または2種と残部Niおよび不可避的不純物で、35% ≦Cr+Mo≦45% の範囲とし、または、これにCu:1〜4%を含有する。
請求項(抜粋):
ガス噴霧または水噴霧による下記化学成分の超耐食Ni基合金アトマイズ粉末を加工性の良好なカプセルに充填した充填体を固化工程により固化成形して成る超耐食Ni基合金。重量%で、C:0.03%以下、Si:0.1%以下、Mn:1.00%以下、Cr:19〜24%、Mo:15〜21%、W:1〜5%、V:0.01〜0.5%、Fe:1〜5%、Al:0.01〜0.5%、N:0.02〜0.1%であり、0.5%以下のTi及び0.5%以下のNbのいずれか1種または2種を含有し残部Niおよび不可避的不純物からなり、35%≦Cr+Mo≦45%の範囲となることを特徴とする化学成分。
IPC (2件):
C22C 19/05 ,  C22C 1/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-066607
  • 特公平2-057138
  • 特公昭62-061107

前のページに戻る