特許
J-GLOBAL ID:200903022900120639

自動車用冷却システムに用いられる電動ファン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-353409
公開番号(公開出願番号):特開平11-182244
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 冷却ファンが異物あるいは凍結によりロックしているときの電動モータの通電制御を適切に行う。【解決手段】 電動モータ2への通電制御を行うモータ制御装置10において、電動モータ2に流れる電流が過電流であることを検出すると、電動モータ2に流れる電流を制限し、雰囲気温センサ13によって検出された雰囲気温度が所定温度以上になっても過電流状態であることを検出すると、電動モータ2への通電を停止する。このことにより、冷却ファン1が凍結ロックしていた場合には、雰囲気温度が所定温度以上になるまで電動モータ2への通電を維持しているため、その後の温度上昇によって凍結ロックが解消されれば、定常の動作状態になる。また、異物ロックの場合には、雰囲気温度が所定温度以上のときに過電流状態であることが検出されるため、電動モータ2への通電が直ちに停止される。
請求項(抜粋):
自動車用冷却システムにおける熱交換器(3、4)に送風を行う冷却ファン(1)と、前記冷却ファンを駆動する電動モータ(2)と、前記電動モータへの通電を制御するモータ制御手段(10)と、前記冷却ファンが設置された環境での雰囲気温度を検出する雰囲気温センサ(13)とを備え、前記モータ制御手段は、前記電動モータに流れる電流が過電流であることを検出すると、前記電動モータに流れる電流を制限し、前記雰囲気温センサによって検出された雰囲気温度が所定温度以上になっても前記電動モータに流れる電流が過電流であることを検出していると、前記電動モータへの通電を停止するものであることを特徴とする電動ファン装置。
IPC (3件):
F01P 7/04 ,  F01P 11/14 ,  F01P 11/16
FI (3件):
F01P 7/04 P ,  F01P 11/14 B ,  F01P 11/16 D
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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