特許

J-GLOBAL ID：200903022901841950

鋼の鋳造法

発明者： 浜田 一志 ,  藤田 崇史
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 大関 和夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-298525
公開番号（公開出願番号）：特開平7-148567
出願日： 1993年11月29日
公開日（公表日）： 1995年06月13日
要約：

【要約】【目的】 本発明は鋼の凝固組織を微細にする鋳造法を提供する。【構成】 鋼を鋳造する際に、液相線温度+100°C以下から固相線温度以上の温度範囲において、平均粒径1μm 以下の酸化タンタルと酸化ニオブを総量で0.2〜2Wt%添加し、凝固させることにより、あるいは、平均粒径1μm 以下の酸化タンタルと酸化ニオブを総量で0.02〜1Wt%添加すると同時に溶鋼を毎分5回転以上1000回転以下の回転数で攪拌し、攪拌停止後凝固させることにより、微細な凝固組織を生成させることを特徴とする鋼の鋳造法。【効果】 本発明による鋼塊を用いれば強度・靱性に優れた鋼を直送圧延で製造することができる。

請求項（抜粋）：

鋼を鋳造する際に、液相線温度+100°C以下から固相線温度以上の温度範囲において平均粒径1μm以下の酸化タンタルと酸化ニオブを総量で0.2〜2wt%添加し、凝固させることにより、微細な凝固組織を生成させることを特徴とする鋼の鋳造法。