特許
J-GLOBAL ID:200903022906051159

超音波式電線挿入位置検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300172
公開番号(公開出願番号):特開平11-132756
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 電線接続管の材質が変化したり、外形寸法が変化しても電線接続管内部の電線先端位置を安定に検出するための電線挿入位置検知装置を得る。【解決手段】 接続管1の内部に通過した超音波は接続管1の内面で再び反射して探触子19に戻り境界面エコー37として受信される。ここで、接続管1の内部に電線2が存在しなければ上記境界面エコー37が等間隔で多重エコー39として観測される。従って、ゲート部14で作られたゲートマーカー40を境界面エコー37と多重エコー39との間に設定し、より線2aの底面エコー38の有無を検知することにより電線2の有無を検知できる。
請求項(抜粋):
電線を接続管に挿入して圧縮接続した電線の先端挿入位置を接続管の外表面から検知する装置において、上記接続管の外表面に沿って上記接続管の軸方向に移動され、かつ超音波を送受信する探触子と、上記探触子を移動させ、かつ上記接続管の軸長方向における探触子の移動距離信号を出力する手段を備えた探触子移動スキャナと、上記探触子を駆動させるための送信部、上記探触子の受信信号を増幅する受信部、上記受信信号の中で電線を構成するより線からの反射波のみを抽出するためのゲート部、上記ゲート内に存在するエコー信号を処理する演算処理部および上記演算処理部の演算結果を表示又は記録する表示記録器から構成される検知器本体と、上記探触子と接続管表面との間に接触媒質を供給する接触媒質供給装置とを備えたことを特徴とする超音波式電線挿入位置検知装置。
IPC (2件):
G01B 17/00 ,  H01R 43/048
FI (2件):
G01B 17/00 B ,  H01R 43/048 Z

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