特許
J-GLOBAL ID:200903022907988545
遊技機
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
竹本 松司
, 杉山 秀雄
, 湯田 浩一
, 魚住 高博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-120371
公開番号(公開出願番号):特開2009-268625
出願日: 2008年05月02日
公開日(公表日): 2009年11月19日
要約:
【課題】乱数発生回路が故障する事態においても、公正な遊技が行えるようにする。【解決手段】遊技制御プログラムは、乱数ブロック1700af(乱数発生回路)の故障を監視する乱数異常監視処理を含む。乱数異常監視処理は、乱数発生回路の故障を検出すると、遊技の進行を停止する遊技停止処理の実行条件として乱数異常検出フラグをセットする。遊技停止処理は、乱数異常検出フラグがセットされていることを条件として、乱数記憶手段に記憶した乱数値に基づく遊技処理を完了するまで行い、遊技処理完了後、ホットスタート情報を設定せずに、ウォッチドッグタイマをリセットする処理のみを繰り返し実行するループ処理を行うことで、遊技停止状態とする。遊技停止状態より遊技可能状態への復帰は、電源断後の再電源投入時に、RAMにある遊技情報をクリアしてスタートするコールドスタートを行うことによる。【選択図】図31
請求項(抜粋):
遊技者の操作を契機に電子的に発生した乱数を抽出する乱数抽出手段と、
前記抽出した乱数を記憶する乱数記憶手段とを有し、
前記乱数記憶手段に記憶した乱数の値が特定の値であるときに、遊技者にとって有利な遊技状態を発生させる遊技機であって、
前記遊技機は、
遊技の進行を制御する遊技制御処理を実行する遊技制御用ワンチップマイクロコンピュータを備え、
前記遊技制御用ワンチップマイクロコンピュータは、
該遊技制御用ワンチップマイクロコンピュータを初期化するウォッチドッグタイマと、
前記乱数を発生する乱数発生回路と、
遊技制御プログラムを記憶するROMと、
前記遊技制御プログラムの実行に基づいて生成される遊技情報を記憶するRAMと、
を内蔵し、
前記乱数発生回路は、
予め定められた数値範囲を所定の順序に従って数値を更新する乱数発生手段と、
前記乱数発生手段の更新状況が正常か異常かを検出する乱数異常検出手段と、
前記乱数異常検出手段が異常と判断したときに乱数異常フラグをセットする乱数異常ステータスとを有し、
前記遊技制御プログラムは、
電源投入時に前記RAMにある遊技情報に基づいて、遊技制御をスタートするホットスタートを行うか、前記遊技情報をクリアして遊技制御をスタートするコールドスタートを行うかを判定するホットスタート・コールドスタート判定処理を実行する電源投入時処理と、
予め定められた処理を繰り返し実行するメインループ処理および前記メインループ処理の実行中に、予め定められた処理を定時間毎に実行する定時間タイマ割込処理とを用いて遊技を進行させる遊技制御処理と、
電源の電圧低下を検出し、停電予告信号を出力する停電監視回路からの前記停電予告信号の検出後にホットスタート情報を設定する停電処理とを含み、
前記定時間タイマ割込処理は、前記乱数発生回路の前記乱数発生手段から乱数を抽出する前記乱数抽出手段に相当する処理と、前記乱数抽出手段が抽出した乱数を記憶する前記乱数記憶手段に相当する処理とを含み、
さらに、前記遊技制御プログラムは、
前記電源投入時処理および/または前記遊技制御処理において、前記乱数異常ステータスを監視する乱数異常監視処理を含み、
前記乱数異常監視処理は、前記乱数異常ステータスに前記乱数異常フラグがセットされていることを検出すると、遊技の進行を停止する遊技停止処理の実行条件として乱数異常検出フラグをセットする処理であり、
前記遊技停止処理は、前記乱数異常検出フラグがセットされていることを条件として、前記乱数記憶手段に記憶した乱数値に基づく遊技処理完了後、ホットスタート情報を設定せずに、前記ウォッチドッグタイマをリセットする処理のみを繰り返し実行するループ処理を行うことで、遊技停止状態とする処理であり、
前記遊技停止状態より遊技可能状態への復帰は、前記電源投入時に、前記RAMにある遊技情報をクリアしてスタートする前記コールドスタートを行うことによる、
ことを特徴とする遊技機。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (1件):
引用特許:
出願人引用 (1件)
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遊技機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-372360
出願人:株式会社三共
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