特許
J-GLOBAL ID:200903022911251565

ブレ-キディスクプレ-トの組付方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-309406
公開番号(公開出願番号):特開平9-150324
出願日: 1995年11月28日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】ディスクプレ-トおよび車軸側ハブの取付面の寸法精度を向上させることなく、組付後におけるディスクプレ-トの面振れを小さくして、ブレーキジャダ-を防止する。【解決手段】ディスクプレ-ト1単品でもって、その周方向複数箇所α1〜α20での面振れ量をセンサS1で検出する。車軸側ハブの取付面11aに対して、ボルト15、ナット49によってプレ-ト1を疑似ホイ-ル43と共に組付けた状態でもって、センサS2によってα1〜α20での面振れ量を検出する。センサS1、S2での各検出値の偏差を計算して、取付面11aのα1〜α20に対応した面振れ量を演算する。取付面11aに対するプレ-ト1の周方向取付位相を変更した状態での面振れ量が、センサS1で検出された面振れ量と取付面11aの面振れ量とからそれぞれ演算される。各取付位相について、α1〜α20での面振れ量の最大偏差が演算されて、最大偏差が最小となる取付位相が最終的な取付位相として選択される。
請求項(抜粋):
ディスクプレ-ト単品での面振れ量を、該ディスクプレ-トの周方向複数箇所において検出する第1工程と、前記ディスクプレ-トを車軸側のディスクプレ-ト取付面に取付けた状態で、該ディスクプレ-トの面振れ量を該ディスクプレ-トの周方向複数箇所において検出する第2工程と、前記第1工程と第2工程とで得られた検出値に基づいて、前記ディスクプレ-トの前記ディスクプレ-ト取付面に対する複数の取付位相のうち、該ディスクプレ-トの面振れ量の最大偏差が所定値以下となる取付位相を決定する第3工程と、を備えていることを特徴とするブレ-キディスクプレ-トの組付方法。

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