特許
J-GLOBAL ID:200903022912053953

セルロースエステルフィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-114055
公開番号(公開出願番号):特開2004-314529
出願日: 2003年04月18日
公開日(公表日): 2004年11月11日
要約:
【課題】溶液流延製膜法によりセルロースエステルフィルムを製造する方法において、テンター(フィルム幅手方向延伸装置)の各種条件を制御することで、テンターでのフィルムの平面性の向上及びレタデーション値の制御と、フィルム端部の配向角(光学的遅相軸の向き)の制御の両立を果たし、光学的に優れたフィルムの作成が可能である方法を提供する。【解決手段】セルロースエステル溶液(ドープ)を支持体1上に流延し、支持体1上で溶媒を蒸発させ、ドープ膜が固化した後、これを剥離し、剥離したフィルムFをテンター4によりフィルムFの幅手方向両端部を把持し、フィルムFの幅保持、フィルム幅手方向延伸、及び緩和処理を行なうとともに、フィルムFを乾燥させるセルロースエステルフィルムの製造方法であって、上記テンター工程でのフィルムFの幅手方向両端部を把持している区間におけるフィルムFの残留溶媒量の変化を、25重量%以下とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
セルロースエステルを溶媒に溶解し、これに可塑剤や紫外線吸収剤等の添加剤を添加して、セルロースエステル溶液(以下、ドープとも呼ぶ)を調製し、ドープを無限移行する無端の支持体上に流延ダイから流延し、支持体上で溶媒を蒸発させ、ドープ膜(以下、ウェブとも呼ぶ)が固化した後、これを剥離ロールにより剥離し、剥離したフィルムをテンター(フィルム幅手方向延伸装置)によりフィルムの幅手方向両端部を把持し、フィルムの幅保持、フィルム幅手方向延伸、及び緩和処理を行なうとともに、フィルムを乾燥させて、セルロースエステルフィルムを製造する溶液流延製膜法によるセルロースエステルフィルムの製造方法であって、上記テンター工程でのフィルムの幅手方向両端部を把持している区間におけるフィルムの残留溶媒量の変化を、25重量%以下とすることを特徴とする、セルロースエステルフィルムの製造方法。
IPC (3件):
B29C55/08 ,  B29C41/28 ,  G02F1/1335
FI (3件):
B29C55/08 ,  B29C41/28 ,  G02F1/1335
Fターム (32件):
2H091FA07X ,  2H091FA07Z ,  2H091FA11X ,  2H091FA11Z ,  2H091FC22 ,  2H091FC29 ,  2H091GA06 ,  2H091LA30 ,  4F205AA01 ,  4F205AB06 ,  4F205AB07 ,  4F205AC05 ,  4F205AG01 ,  4F205AH33 ,  4F205AH73 ,  4F205AR06 ,  4F205GA07 ,  4F205GB02 ,  4F205GC07 ,  4F205GE24 ,  4F205GN29 ,  4F205GW05 ,  4F205GW26 ,  4F210AA01 ,  4F210AG01 ,  4F210AR06 ,  4F210AR20 ,  4F210QA02 ,  4F210QC03 ,  4F210QD01 ,  4F210QD19 ,  4F210QW17

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