特許
J-GLOBAL ID:200903022914866358
自動注湯方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大場 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255109
公開番号(公開出願番号):特開平10-094870
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 取鍋内の溶湯の揺れ等により安定した注湯速度を得難い場合でも、短時間で精密な注湯動作を行う。【解決手段】 任意の注湯速度で注湯中に取鍋反転動作を行い、その反転動作の間に注湯された量から予め湯切り注湯予測量を求めておく。注湯中の注湯速度を算出し、その注湯速度で反転動作を開始した場合の湯切り注湯予測量と、目標注湯量と現時点の注湯量の差である注湯残量を逐次比較して、注湯残量が湯切り注湯予測量より小さくなる時点で取鍋の反転を行い注湯を終了する。
請求項(抜粋):
取鍋の傾動によりその内部に貯留した溶湯を、底部に溶湯流出口を有する箱状の中間樋を介して自動的に鋳型に注湯する自動注湯方法において、1)中間樋の溶湯流出口を鋳型の湯口に密接し、2)取鍋を第一の角速度で傾動し、直前の注湯における出湯開始時の角度以上に取鍋が傾動し、かつ溶湯の流出をセンサで検出した時を出湯開始とし、3)出湯開始から予め決めた所定角度だけ第二の角速度で傾動した後停止し、4)取鍋停止後、予め決めた所定時間経過後、設定したサンプリング周期で出湯重量を計測し、5)目標注湯量と出湯重量の差である出湯残量と、取鍋から流出している溶湯の出湯速度を算出し、6)予め求めておいた、取鍋反転における反転開始時の出湯速度と反転開始時からの流出全重量の関係である湯切り出湯予測量関数をもとに、前記算出した出湯速度における計算上の流出重量である湯切り出湯予測量を求め、7)出湯残量と湯切り出湯予測量を比較し、湯切り出湯予測量が出湯残量と等しいか又は大きくなった時、取鍋を予め決めた所定角度反転させることを特徴とする自動注湯方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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