特許
J-GLOBAL ID:200903022916468554

樹脂組成物およびその製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-059898
公開番号(公開出願番号):特開2003-253066
出願日: 2002年03月06日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 マトリックス相がポリプロピレン系樹脂、分散相がポリフェニレンエーテル+スチレン系樹脂からなる樹脂組成物における、層剥離現象を改良し、機械的強度および加工性に優れた材料の提供。【解決手段】 マトリックス相がポリプロピレン系樹脂、分散相がポリフェニレンエーテル+スチレン系樹脂からなる樹脂組成物において、スチレン系樹脂の代わりに特定のビニル芳香族化合物系ブロック共重合体とポリフェニレンエーテルを溶融混練して得られる熱力学的に相溶化した混合物を分散相とすることにより、層剥離現象を改良し、機械的強度および加工性に優れた材料を与える。
請求項(抜粋):
(a)ポリプロピレン系樹脂30〜99重量部のマトリックス相に対して、分散相を形成する樹脂成分1〜70重量部および混和剤成分からなる樹脂組成物において、分散相が(b)ポリフェニレンエーテル1〜99重量%および(c)ビニル芳香族化合物系ブロック共重合体であるアニオン重合して得られるビニル芳香族化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックAと共役ジエン化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックBとからなり、該ビニル芳香族化合物の結合量が55〜95重量%であるブロック共重合体またはその水素添加物99〜1重量%の比率で溶融混合して得られる熱力学的に相溶化された混合物であり、かつ該分散相中に該ビニル芳香族化合物系ブロック共重合体に起因した共役ジエン化合物を主体とした重合体ブロックまたはその水素添加物が存在することを特徴とし、さらに混和剤が(d)アニオン重合して得られるビニル芳香族化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックAと共役ジエン化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックBとからなり、該ビニル芳香族化合物の量が25〜50重量%であるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共重合体であり、分散相/混和剤=7/1〜2/1(重量比)であることを特徴とする樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L 23/10 ,  C08L 53/02 ,  C08L 71/12
FI (3件):
C08L 23/10 ,  C08L 53/02 ,  C08L 71/12
Fターム (9件):
4J002BB12W ,  4J002BB14W ,  4J002BB15W ,  4J002BP01Y ,  4J002BP014 ,  4J002BP02W ,  4J002CH07X ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00

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