特許
J-GLOBAL ID：200903022916740459
光電変換素子および光電池ならびに金属錯体色素
発明者：
,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
高石 橘馬
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-012913
公開番号（公開出願番号）：特開2001-203005
出願日： 2000年01月21日
公開日（公表日）： 2001年07月27日
要約：
【要約】【課題】 吸収の半値幅が大きく、900nmより長波長の光を利用して半導体微粒子を効率良く増感しうる金属錯体色素、かかる金属錯体色素により増感された半導体微粒子を用いた光電変換素子、およびそれからなる光電池を提供する。【課題手段】 一般式:ML(X)n(NCS)・CI(ただし、Mは金属原子を表し、Lは金属原子に窒素原子で3座配位できる特定の配位子を表し、Xはβ-ジケトナト配位子等の1座または2座の配位子を表し、nは1または2であり、nが2のときXは同じでも異なっていてもよく、またX同士が連結していてもよく、NCSはチオシアン酸イオンNCS-をS配位またはN配位させた配位子を表し、CIは電荷を中和させるのに対イオンが必要な場合の対イオンを表す。)により表される金属錯体色素により増感された半導体微粒子を含む光電変換素子。
請求項（抜粋）：
下記一般式(I):ML(X)n(NCS)・CI ・・・(I)(ただし、Mは金属原子を表し、Lは下記一般式(II):【化1】(ただし、Za、ZbおよびZcはそれぞれ独立に5または6員環を形成しうる非金属原子群を表す。)により表される3座配位子を表し、Xはアシルオキシ基、アシルチオ基、アシルアミノオキシ基、チオアシルオキシ基、チオアシルチオ基、チオカルボネート基、ジチオカルボネート基、トリチオカルボネート基、シアノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシ基、アリールオキシ基およびヒドロキシル基からなる群から選ばれた基で配位する1座または2座の配位子、ハロゲン原子、ジアルキルケトン、カルボンアミド、チオカルボンアミド、チオウレアまたはイソチオウレアからなる1座または2座の配位子、あるいはβ-ジケトナト配位子、β-ジチオケトナト配位子、β-ケトチオナト配位子またはβ-チオンケトナト配位子を表し、nは1または2であり、nが2のときXは同じでも異なっていてもよく、またX同士が連結していてもよく、CIは電荷を中和させるのに対イオンが必要な場合の対イオンを表す。)により表される金属錯体色素により増感された半導体微粒子を含むことを特徴とする光電変換素子。
IPC (4件)：
H01M 14/00
, C09B 23/00
, C09B 57/10
, H01L 31/04
H01M 14/00 P
, C09B 23/00 Z
, C09B 57/10
, H01L 31/04 Z
4H056CA02
, 4H056CA04
, 4H056CD01
, 4H056CD02
, 4H056CD04
, 4H056CE02
, 4H056FA05
, 5F051AA14
, 5H032AA06
, 5H032AS16
, 5H032AS17
, 5H032EE16
, 5H032EE17
, 5H032HH00
