特許
J-GLOBAL ID:200903022921552920

吸収式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-084376
公開番号(公開出願番号):特開平11-281187
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 吸収式冷凍機の運転可能範囲を拡大する。【解決手段】 第2蒸発器3の冷媒液溜り3Aと第1蒸発器1の冷媒液散布装置1Bとを、冷媒ポンプP2・流量制御弁V1を備えた冷媒液循環配管18で接続し、温度センサS1が計測する冷却水の温度Tが低いほど、流量制御弁V1の開度を制御器Cによって小さくし、冷媒液散布装置1Bから第1蒸発器伝熱管20B上に散布される冷媒液の量を減少させ、第1蒸発器1の冷媒液溜り1Aに溜る冷媒液の量を減少させ、吸収液の濃度を下げて運転可能範囲の拡大を図る。
請求項(抜粋):
凝縮器で凝縮した冷媒液が第1蒸発器を経由してその下方に設置された第2蒸発器の伝熱管上に散布され、第2蒸発器底部に溜った冷媒液が第1蒸発器の伝熱管上に散布され、第1蒸発器、第2蒸発器で各伝熱管内を流れる流体からそれぞれ熱を奪って蒸発可能に構成すると共に、低温再生器で冷媒を蒸発した吸収液が低温熱交換器を経由して第1蒸発器に併設した第1吸収器、第2蒸発器に併設した第2吸収器の順に流入し、第1蒸発器、第2蒸発器で蒸発した冷媒を順次吸収するように構成された吸収式冷凍機において、第1蒸発器底部に冷媒液溜りを設けると共に、第2蒸発器底部から第1蒸発器の冷媒液散布手段に至る冷媒管路に揚送量制御手段を設けたことを特徴とする吸収式冷凍機。

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