特許
J-GLOBAL ID:200903022924964030
燃料噴射制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大貫 和保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-217312
公開番号(公開出願番号):特開平6-042429
出願日: 1992年07月23日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 ソレノイドバルブを用いて燃料噴射を制御する燃料噴射制御装置において、ソレノイドの経時的な変形や浸食を低減し、併せて、弁体の摺動部の隙間からリークする高圧燃料によってアーマチュアを収納するアーマチュア室の圧力が異常に高圧になるのを防ぐ。【構成】 燃料噴射ポンプの高圧側と低圧側との間に設けられたソレノイドバルブに、アーマチュアを収納するアーマチュア室と、弁体のアーマチュアを有しない一端周囲に形成された低圧側と接続しないバランス室とを連通する連通路を設け、低圧側に伝搬する高周圧力波が連通路を介してアーマチュア室に伝搬されないようにし、圧力上昇防止経路を設けて、弁体の摺動部の隙間からアーマチュア室にリークする高圧燃料によってアーマチュア室内が異常に高圧になることを防ぐ。
請求項(抜粋):
燃料噴射ポンプの圧縮室に通じる高圧側と低圧側との間に、該高圧側と低圧側との連通状態を調節するソレノイドバルブを有し、このソレノイドバルブは、前記低圧側と接続するスピル室に弁座と着座する弁頭部を収納しこの弁頭部の前後で摺動部を備えた弁体と、この弁体の一端に接続しアーマチュア室に収納されたアーマチュアと、前記弁体を燃料噴射ポンプの圧縮行程時において閉成するよう前記アーマチュアを動かすソレノイドと、このソレノイドの電磁力に抗して前記弁体を付勢するリターンスプリングとを有して成り、前記ソレノイドバルブに、前記アーマチュア室と前記弁体の反アーマチュア側端の周囲に形成されたバランス室とを連通する連通路を設けると共に、前記アーマチュア室の圧力上昇を防ぐ圧力上昇防止経路を設けたことを特徴とする燃料噴射制御装置。
IPC (2件):
F02M 57/02 310
, F02M 57/02 330
引用特許:
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