特許
J-GLOBAL ID:200903022925363714
グランディングクランプ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-106488
公開番号(公開出願番号):特開平9-291909
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 シールドチューブをシャーシに固定しかつ電気的に接続して接地を行うグランディングクランプでは、接地を行うためにはクランプを導電性材で形成する必要があり、金属材、あるいは樹脂成形品に導電メッキ等を行うために製造工数が多くなる。【解決手段】 クランプ本体部10はヒンジ部13で連結された固定片11と締結片12とで構成され、かつ固定片11と締結片12の内面に沿って弾性変形可能な導電性帯20が貼り付けられる。固定片11にはその一部を除去した欠損部113が設けられ、締結片12にはこの欠損部113に対向する位置に突起部124が設けられる。ネジ4により固定片11をシャーシ5に接触させた状態で固定すると、導電性帯20の一部21は欠損部113を通してシャーシ5に接触され、導電性帯20を介してシールドチューブ2をシャーシ5に電気接続させることが可能となる。クランプ本体部10を樹脂成形品で構成することができ、製造が容易なものとなる。
請求項(抜粋):
内部に電線ハーネスが挿通され、かつ少なくとも表面が導電性のシールドチューブを導電性基体に固定支持し、かつ両者を電気的に接続するためのグランディングチューブであって、前記グランディングチューブは、樹脂材で一体成形されて前記シールドチューブを挟持した状態で前記導電性基体に固定されるクランプ本体部と、このクランプ本体部の前記シールドチューブの挟持面に沿って延設された導電性帯とで構成され、前記クランプ本体部には前記導電性帯を露呈させるための欠損部が設けられ、前記クランプ本体部が前記導電性基体に固定されたときに、前記導電性帯が前記欠損部を通して前記導電性基体に接触されることを特徴とするグランディングクランプ。
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