特許

J-GLOBAL ID：200903022925605572

液晶セル

発明者： 宮下 耕一 ,  篠田 丈司
出願人/特許権者： 日本電装株式会社
代理人 (1件)： 伊藤 洋二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-105918
公開番号（公開出願番号）：特開平8-304812
出願日： 1995年04月28日
公開日（公表日）： 1996年11月22日
要約：

【要約】【目的】 互いに誘電率を異にする複数の膜の積層構造を、ITOからなる透明電極に対する保護膜として採用し、この保護膜での電圧損失及びリーク電流を共に減少させるようにした液晶セルを提供する。【構成】 保護膜16は、各透明電極15を介しオーバーコート14上に形成した保護膜部16aを備えており、この保護膜部16aはSiO2 からなる膜により形成されている。また、この保護膜部16aには、保護膜部16bが積層されており、この保護膜部16bはTa2 O5 からなる膜により形成されている。

請求項（抜粋）：

一対の電極基板の間に液晶を封入してなる液晶セルであって、前記一対の電極基板の少なくとも一方が、透明基板と、この透明基板の内表面に形成したIn-Sn酸化物からなる透明電極と、この透明電極の内表面に形成した保護膜とを備え、この保護膜が、誘電性を有する第1の保護膜部と、この第1の保護膜部に積層されて当該第1の保護膜部よりも大きい誘電率を有する第2の保護膜部とからなることを特徴とする液晶セル。