特許

J-GLOBAL ID：200903022934021982

平版印刷版用アルミニウム合金支持体の及びその製造方法

発明者： 澤田 宏和 ,  榊 博和
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 萩野 平 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-332982
公開番号（公開出願番号）：特開2000-158836
出願日： 1998年11月24日
公開日（公表日）： 2000年06月13日
要約：

【要約】【課題】 Fe:0.05〜0.5wt%、Si:0.03〜0.15wt%、Cu:0.006〜0.03wt%、Ti:0.010〜0.040wt%、B:0.002〜0.008wt%、V:0.004〜0.02wt%、及びZr、Cr、Hf、Th、Ta、及びNbから選ばれる元素の少なくとも1種を1〜50ppm含むアルミニウム合金溶湯を圧延、連続鋳造、熱処理、及び冷間圧延により平版印刷版用支持体を製造するに際し、面質ざらつき、バンド状すじ、黒すじが発生しないアルミニウム合金支持体を製造する方法を提供する。【解決手段】 前記アルミニウム合金として、下記の関係を満たすアルミニウム合金を用いる。Ti濃度={Ti}(wt%)、Fe濃度={Fe}(wt%)、B濃度={B}(wt%)、V濃度={V}(wt%),X=Zr、Cr、Hf、Th、Ta、Nbの総量をwt%に換算した値としたとき、・{Ti}×{Fe}=0.002〜0.015・{V}+X≧{B}+0.002.

請求項（抜粋）：

Fe:0.05〜0.5wt%、Si:0.03〜0.15wt%、Cu:0.006〜0.03wt%、Ti:0.010〜0.040wt%、B:0.002〜0.008wt%、V:0.004〜0.02wt%、及びZr、Cr、Hf、Th、Ta、及びNbから選ばれる元素の少なくとも1種を1〜50ppm含むアルミニウム合金溶湯を溶湯供給ノズルを介して1対の冷却ローラの間に供給し、その冷却ローラによって、アルミニウム合金溶湯を凝固させつつ圧延を行う、双ローラ式連続鋳造装置を用いて厚さ10mm〜1mmの連続鋳造板を鋳造し、途中で熱処理を行い、冷間圧延で0.1〜0.5mmの厚みに仕上げて、平版印刷版用アルミニウム合金支持体を製造する方法において、前記合金成分が下記の関係を満たす事を特徴とする平版印刷版用アルミニウム合金支持体の製造方法。Ti濃度={Ti}(wt%)、Fe濃度={Fe}(wt%)、B濃度={B}(wt%)、V濃度={V}(wt%),X=Zr、Cr、Hf、Th、Ta、Nbの総量をwt%に換算した値としたとき、・{Ti}×{Fe}=0.002〜0.015・{V}+X≧{B}+0.002.

IPC (2件)：

B41N 1/08 ,  B41N 3/04

FI (2件)：

B41N 1/08 ,  B41N 3/04

Fターム (10件)：

2H114AA04 ,  2H114AA11 ,  2H114AA14 ,  2H114AA23 ,  2H114DA04 ,  2H114DA64 ,  2H114EA02 ,  2H114EA08 ,  2H114GA02 ,  2H114GA03