特許
J-GLOBAL ID:200903022939080138
サイジング済みセルロース繊維を使用する繊維セメント複合材料
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
宮崎 昭夫
, 金田 暢之
, 伊藤 克博
, 石橋 政幸
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-532184
公開番号(公開出願番号):特表2004-527664
出願日: 2001年09月21日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
本発明は、他の化学処理と同様に、繊維をより疎水性にするために無機および/または有機樹脂で処理したセルロース繊維を使用した、セルロース繊維強化セメント複合材料に関する新しい技術を開示する。本発明は、4つの態様の技術、すなわち繊維処理と、配合物と、方法と、最終製品を開示する。この技術は、有利なことには、吸水率が低く、吸水速度が遅く、水の移行が少なく、透水性が低いという、所望の特性を備えた繊維セメント建築材料を提供する。また本発明では、従来の繊維セメント製品に比べ、最終製品の凍結融解抵抗性が向上し、白華が減少し、耐食性および耐紫外線性が向上する。これらの改善された属性は、寸法安定性、強度、歪み、または靭性を失うことなく得られる。場合によっては、物理的および機械的性質が改善される。また本発明は、繊維強化セメント複合材料での利用に際して繊維の疎水性を付与するために、様々な化学物質でセルロース繊維を処理する方法を開示する。
請求項(抜粋):
セメント質マトリックスと、
セメント質マトリックスに混入されたセルロース繊維とを含んでなり、
セルロース繊維の少なくとも一部が、表面が疎水性になるようサイズ剤で少なくとも部分的に処理された表面を有し、サイズ剤が、親水性官能基および疎水性官能基を含み、水または有機溶媒の存在下、水酸基が水分子に実質上結合しないような手法で、親水基が繊維表面の水酸基に永久にまたは一時的に結合し、疎水基が繊維表面に位置決めされてそこから水をはじく、複合建築材料。
IPC (19件):
D06M15/693
, C04B16/02
, C04B28/02
, C04B40/02
, D06M11/57
, D06M13/00
, D06M13/07
, D06M13/13
, D06M13/192
, D06M13/507
, D06M13/513
, D06M15/01
, D06M15/11
, D06M15/15
, D06M15/227
, D06M15/263
, D06M15/55
, D06M23/06
, E04C2/04
FI (19件):
D06M15/693
, C04B16/02 Z
, C04B28/02
, C04B40/02
, D06M11/57
, D06M13/00
, D06M13/07
, D06M13/13
, D06M13/192
, D06M13/507
, D06M13/513
, D06M15/01
, D06M15/11
, D06M15/15
, D06M15/227
, D06M15/263
, D06M15/55
, D06M23/06
, E04C2/04 F
Fターム (46件):
2E162CA01
, 2E162FC02
, 4G012PA02
, 4G012PA03
, 4G012PA05
, 4G012PA06
, 4G012PA07
, 4G012PA09
, 4G012PA11
, 4G012PA13
, 4G012PA14
, 4G012PA22
, 4G012PA24
, 4G012PA27
, 4G012PA29
, 4G012PB03
, 4G012PB05
, 4G012PB08
, 4G012PB14
, 4G012PB41
, 4G012PC13
, 4G012PE06
, 4G012RA03
, 4G012RA05
, 4G012RA06
, 4L031AA02
, 4L031BA09
, 4L031BA17
, 4L031DA00
, 4L033AA02
, 4L033AC03
, 4L033AC15
, 4L033BA00
, 4L033BA10
, 4L033BA18
, 4L033BA94
, 4L033BA96
, 4L033CA06
, 4L033CA08
, 4L033CA09
, 4L033CA12
, 4L033CA13
, 4L033CA18
, 4L033CA49
, 4L033CA59
, 4L033CA68
引用特許:
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