特許
J-GLOBAL ID:200903022947510192

基準信号の周波数校正機能を有する通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-329055
公開番号(公開出願番号):特開平5-167468
出願日: 1991年12月12日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】基準周波数発振器を基地局に高精度に追従できる通信装置を提供する。【構成】受信信号は、第1周波数変換器4で第1中間周波数信号に、その後、第2周波数変換器6で第2中間周波数信号に変換され、準同期検波器8で検波されて位相補償部10に入り、ここに蓄積されている第2局部発振器19の周波数誤差の推定結果に基づいて位相補償が行われる。周波数推定器11は、位相補償部10の出力から抽出した位相回転成分から推定した周波数誤差信号を出力する。周波数補正部14に入力されて、周波数推定器の周波数誤差信号を最小にするように、基準発振器を制御する発振周波数調整用制御信号を出力し、周波数補正部14が基準発振器を補正する。送信時には、送信周波数が基準発振器に基づいて設定されるので、周波数補正部の発振周波数制御によって基地局に追従する。
請求項(抜粋):
受信信号に第1の局部発振信号を混合して第1の中間周波数信号に変換する第1の周波数変換手段と、第1の中間周波数信号に第2の局部発振信号を混合して第2の中間周波数信号に変換する第2の周波数変換手段とを有する通信装置において、基準信号を発生する基準周波数発生手段と、基準信号を基準にして第1の中間周波数の校正信号を出力する校正信号発生手段と、基準周波数発生手段の周波数誤差を検出し、周波数誤差に基づいて基準周波数発生手段に発振周波数補正用調整信号を出力する周波数推定補正手段とを備え、前記基準周波数発生手段は、発振周波数補正用調整信号により基準信号の周波数を変えることができ、前記周波数推定補正手段は、第2の中間周波数に変換された校正信号と予め設定された基準中間周波数との周波数誤差Aを検出して蓄積し、さらに、第2の中間周波数に変換された受信信号と基準中間周波数との周波数誤差Bを検出し、前記周波数誤差Aおよび前記周波数誤差Bに基づいて周波数誤差Cを検出し、周波数誤差Cに基づいて発振周波数補正用調整信号を出力することを特徴とする通信装置。
IPC (2件):
H04B 1/26 ,  H03J 7/02

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