特許
J-GLOBAL ID:200903022951277907
エーテル化合物の製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-333836
公開番号(公開出願番号):特開平5-112481
出願日: 1991年10月18日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】この発明は、概略、低級アルコールと不飽和炭化水素化合物を主成分とする炭化水素化合物との反応によって、エーテル化合物(例えば、メチル-t-ブチルエーテル等)を生成させた反応液を、多段蒸留塔による蒸留操作によって、エーテル化合物を主として含有する缶液と、低級アルコール及び不飽和炭化水素化合物を主成分とする塔頂留分とに分離し、さらに、その塔頂留分を特定の非対称性分離膜を備えた分離膜モジュールへ供給して、『浸透気化分離法(パーベイパーレイション法)』で、該分離膜の透過側へ『未反応の低級アルコールを主として含有する透過蒸気』を透過させ、その透過蒸気を冷却し凝縮・液化させて回収し、その回収液を反応系へ循環させて再使用して、エーテル化合物を製造する方法に係わる。
請求項(抜粋):
炭素数1〜3の低級アルコール(ROH)と炭素数4〜5の不飽和炭化水素化合物を主成分とする炭素数3〜6の炭化水素化合物(C3-6)とを反応させてエーテル化合物を生成させ、そして、その反応によって生成したエーテル化合物を主成分とする反応生成物、未反応の低級アルコール及び前記炭化水素化合物を含有する反応液を、蒸留操作によってエーテル化合物を主成分とする缶液と、未反応の低級アルコール及び炭化水素化合物を主成分とする塔頂留分とに分離し、さらに、前記塔頂留分を、前記の低級アルコール(ROH)と炭化水素化合物(C3-6)との選択透過性(ROH/C3-6)が200以上である芳香族ポリイミド製の非対称性分離膜の片面と、50°C以上の温度で接触させて、減圧状態に維持されている該分離膜の透過側に低級アルコール蒸気を主成分とする透過蒸気を透過させ、該分離膜の透過側から取り出された透過蒸気を冷却して、低級アルコールを主成分とする回収液を得て、その回収液を前記反応系へ供給して循環使用することを特徴とするエーテル化合物の製造法。
IPC (4件):
C07C 43/04
, B01D 61/36
, C07C 41/06
, C07C 41/42
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