特許
J-GLOBAL ID:200903022953932350

樹脂組成物及び該組成物を用いた成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢口 平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-249687
公開番号(公開出願番号):特開平8-113680
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【構成】 (a)ラジカル重合性酸無水物基の成分濃度が0.1〜10重量%であるエチレン系共重合体、(b)不飽和カルボン酸変性ポリオレフィンに、一般式 H2 N-R-OH にて表されるアミノアルコールを反応させて得られる変性ポリオレフィン及び(c)反応促進剤を含有し、成分(a)であるエチレン系共重合体100重量部に対し、成分(b)である変性ポリオレフィンが0.1〜30重量部の範囲であり、かつ成分(c)の反応促進剤が成分(a)100重量部に対して0.001〜20重量部の範囲であることを特徴とする樹脂組成物及び該組成物を溶融成形し、その冷却過程において架橋構造を形成させた熱可逆架橋性成形体。【効果】 本発明の樹脂組成物は、製造が容易で、かつ安価であるとともに、熱安定性に優れ、長時間の連続溶融成形が可能であり、外観に優れ、機械的強度、耐熱性などの諸物性が著しく改善された成形体が得られる。また、本発明の樹脂組成物は、成形時の発煙性が極めて少ないため、作業環境性に優れる。
請求項(抜粋):
(a)エチレンと少なくともラジカル重合性酸無水物とを構成モノマ-として含む共重合体であり、その共重合体中のラジカル重合性酸無水物基の成分濃度が0.1〜10重量%であるエチレン系共重合体、(b)不飽和カルボン酸変性ポリオレフィンに下記一般式(1)H2 N-R-OH ............... (1)(式中、Rは水素、炭素原子数1〜18個の鎖状あるいは環状アルキレン基、アリーレン基またはアラルキレン基を表す。)で示されるアミノアルコールを反応させて得られる変性ポリオレフィン及び(c)反応促進剤を含有し、成分(a)であるエチレン系共重合体100重量部に対し、成分(b)である変性ポリオレフィンが0.1〜30重量部の範囲であり、且つ成分(c)である反応促進剤が成分(a)であるエチレン系共重合体100重量部に対して0.001〜20重量部の範囲であることを特徴とする樹脂組成物。
IPC (5件):
C08L 23/08 LCG ,  C08J 5/00 CES ,  C08K 5/098 KEP ,  C08L 23/08 ,  C08L 23:36

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