特許
J-GLOBAL ID:200903022958498720

線図形素片学習認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-178246
公開番号(公開出願番号):特開平7-037095
出願日: 1993年07月19日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、図形の素片から図形全体の自動認識が可能な線図形素片学習認識方法を提供することである。【構成】 本発明は、部分形状の特徴の把握に対して適応的ベクトル量子化技術を利用し、学習機能に対しては学習ベクトル量子化技術を利用する。特に図形の曲率情報を抽出し、曲率情報を入力とする適応的ベクトル量子化により類似の特徴をもつ曲線部分にまとめた上で隣接する曲線部分との相対的な長さの情報と共に学習ベクトル量子化器への入力情報として図形の学習を行い、学習結果の学習ベクトル量子化器を用いて認識対象図形の認識を行う。
請求項(抜粋):
紙面上に描かれた線図形から図形の心線を求め、該図形のカテゴリ情報を付与し、該心線を画素列として抽出し、該図形の形状構造を表現する情報として、該図形の画素列の各画素毎の折れ曲がり具合を表現する曲率情報を当該図形の形状を表現する情報として求め、該曲率情報から変曲点を特徴点として抽出し、該特徴点間の距離情報を算出し、該特徴点で区切られる区間の曲率情報を適応的ベクトル量子化器の入力情報になるように正規化する図形の正規化曲率情報算出処理を行い、正規化された該曲率情報を適応的ベクトル量子化器に与え、適応的に学習させる適応的ベクトル量子化器学習処理を行い、複数個の図形がある場合には、該正規化曲率情報算出処理及び該適応的ベクトル量子化学習処理を複数個の学習対象図形数分繰り返し、適応的に学習された該適応的ベクトル量子化器を用いて該特徴点で区切られる区間の正規化された曲率情報を量子化する正規化曲率情報量子化処理を行い、該量子化された曲率情報と該特徴点間の距離情報と該カテゴリ情報を、学習ベクトル量子化器に与え、学習させる学習ベクトル量子化器学習処理を行い、図形が複数個ある場合には、該正規化曲率情報量子化処理及び該学習ベクトル量子化器学習処理を複数個の学習用図形数分繰り返し、該学習用図形以外の認識用図形に対して、該正規化曲率情報算出処理を行い、該認識用図形の正規化された曲率情報を該適応的ベクトル量子化器により量子化し、該量子化された曲率情報と該特徴点間の距離情報を学習ベクトル量子化器に入力し、認識処理を行い、該量子化器の出力情報から認識用図形の認識結果情報を得ることを特徴とする線図形素片学習認識方法。
IPC (3件):
G06T 7/00 ,  G06F 15/18 ,  G06K 9/46

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