特許
J-GLOBAL ID:200903022964597587

画像の動き検出装置及びコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-180328
公開番号(公開出願番号):特開2004-157979
出願日: 2003年06月24日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
【課題】時系列に入力される画像フレームを記憶して画像の動きを検出する動き検出装置において、照明状態の変化の影響を受けない動き判定を実現する。【解決手段】画像フレーム:F(X)をマトリクス状のブロックに分割し、各分割ブロック:B(X)ijの平均輝度値:BLav(X)ijを求め、更にフレーム全体の輝度平均値:FLav(X)ijを求める。そして、現フレーム:F(X)と前フレーム:F(X-1)に係る全体の輝度平均値の差:ΔFLav(X)ijと分割ブロックの輝度平均値の差:ΔBLav(X)ijを求め、それらの差分の絶対値:|ΔBLav(X)ij-ΔFLav(X)ij|を設定閾値:Th0と比較し、閾値:Th0より大きい場合に現フレーム:F(X)の分割ブロック:B(X)ijが「動きを含むブロックである」と判定する。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
時系列に入力される画像情報を記憶して画像の動きを検出する動き検出装置において、 入力された画像フレームを複数のブロックに分割するフレーム分割手段と、 前記フレーム分割手段によって分割された各分割ブロックに係る輝度の代表値を求める第1演算手段と、 前記画像フレーム全体の輝度の代表値を求める第2演算手段と、 前記第1演算手段と前記第2演算手段が求めた各々の輝度の代表値を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段のデータを用いて、時系列に入力された2つの画像フレーム中で相互に対応する位置にある各分割ブロックについて前記第1演算手段が求めた各々の輝度の代表値の差を演算する第3演算手段と、 前記記憶手段のデータを用いて、時系列に入力された2つの画像フレームについて前記第2演算手段が求めた各々の輝度の代表値の差を演算する第4演算手段と、 前記第3演算手段が求めた各分割ブロックに係る輝度の代表値の差から前記第4演算手段が求めた輝度の代表値の差を差し引いて、その差の絶対値を求める第5演算手段と、 前記第5演算手段が求めた各分割ブロックに係る前記絶対値と予め設定された所定閾値とを比較し、前記絶対値が前記閾値よりも大きいか又は前記閾値以上である場合にその分割ブロックが動きを含むものであると判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果を出力させる出力手段と を具備したことを特徴とする画像の動き検出装置。
IPC (2件):
G06T7/20 ,  H04N7/18
FI (3件):
G06T7/20 A ,  H04N7/18 D ,  H04N7/18 K
Fターム (19件):
5C054AA01 ,  5C054EA05 ,  5C054FC13 ,  5C054HA19 ,  5L096AA06 ,  5L096BA02 ,  5L096CA04 ,  5L096DA03 ,  5L096DA05 ,  5L096FA32 ,  5L096FA62 ,  5L096FA67 ,  5L096FA69 ,  5L096GA08 ,  5L096GA19 ,  5L096GA51 ,  5L096HA02 ,  5L096HA04 ,  5L096LA05

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