特許
J-GLOBAL ID:200903022967877980
X線CT装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-021866
公開番号(公開出願番号):特開平7-204192
出願日: 1994年01月24日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】連続的に回転するスキャナ回転部に電源からX線管側へ電力を供給する手段を備えたX線CT装置において、該電力供給手段の保守点検を容易とする共に、装置全体の信頼性を向上する。【構成】スキャナ回転部8に設けられ電源1からX線管5側へ電力を供給する手段として、インバータ2の出力側に接続されると共にスキャナ回転部8の固定枠の周上に配置された第一の巻線20aと、この第一の巻線20aに対向して上記スキャナ回転部8の回転枠の周上に配置されると共に変圧器3の入力側に接続された第二の巻線20bとを組み合わせて成る電磁誘導送電手段19を設けたものである。これにより、電磁誘導作用によって非接触で所要の電力を供給することができ、電力供給部分の摩耗や腐食を防止し、電力供給手段の保守点検を容易とすると共に、装置全体の信頼性を向上することができる。
請求項(抜粋):
直流電圧を発生する電源と、この電源からの直流電圧を交流に変換するインバータと、このインバータからの交流電圧を昇圧する変圧器及びこの変圧器の出力電圧を整流する整流器並びにこの整流器からの直流電圧を供給されてX線を放射するX線管さらにこのX線管から放射されたX線が被検体を透過した透過X線量分布を検出すると共にその検出信号を増幅するX線検出部を有し上記X線管とX線検出部とを対向させて被検体の周りに回転させるスキャナ回転部と、このスキャナ回転部のX線検出部からの出力信号を処理して診断部位の断層像を再構成する画像処理装置と、この画像処理装置からの出力信号を入力して断層像を表示する画像表示装置とを有し、上記スキャナ回転部には電源からX線管側へ電力を供給する手段を備えて成るX線CT装置において、上記電力供給手段として、上記インバータの出力側に接続されると共にスキャナ回転部の固定枠の周上に配置された第一の巻線と、この上記スキャナ回転部の回転枠の周上に上記第一の巻線に対向して配置されると共に上記変圧器の入力側に接続された第二の巻線とを組み合わせて成る電磁誘導送電手段を設けたことを特徴とするX線CT装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平2-224746
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特開平4-371142
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回転体への給電機構
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-197875
出願人:株式会社島津製作所
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