特許
J-GLOBAL ID:200903022971176635

定着用回転体のハロゲンヒータおよび定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤岡 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-158869
公開番号(公開出願番号):特開平5-333727
出願日: 1992年05月27日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 定着ローラなどの回転体の表面温度分布を軸方向に均一にすることができる定着用回転体のハロゲンヒータを提供する。【構成】 ハロゲンヒータのフィラメント部の配置は、各フィラメント部から定着ローラの内面に向けて放射される輻射線による定着ローラ内の軸線方向の照度分布から決定される。配光分布算出方法では、定着ローラの内面をその形状に応じて7つのブロック面7,8,9,10,11,12,13に分割し(ステップ101)、計算対象のフィラメント部の微小長dτ部分からの輻射線が各ブロック面9,10,11,12,13の内の一つのブロック面に他のブロック面に遮られることなく到達するか否かの判断が行われる(ステップ104)。この判断は計算対象のフィラメント部の全ての微小長dτ部分について行われ、その判断の結果から計算対象のフィラメント部の実効フィラメント長が決定される。
請求項(抜粋):
円筒面と、該円筒面と同軸上に位置する円錐面および該円筒面の軸線に直交する垂直平面の少なくともいずれか一方の面との組み合わせからなる内面を有する定着ローラなどの回転体に内蔵され、互いに間隔をおいて該回転体の軸線方向に沿って配列されかつ配光分布算出方法で求められた該回転体の内面への照度分布に基づき位置決めされている複数のフィラメント部を有する定着用回転体のハロゲンヒータにおいて、上記配光分布算出方法は、上記回転体の内面をその形状に応じて複数のブロック面に分割し、計算対象のフィラメント部から放射される輻射線が対象ブロック面へ他のブロック面に遮られることなく到達するか否かの判断をし、該判断の結果から対象ブロック面に到達可能な輻射線を放射する計算対象のフィラメント部における実効フィラメント長を算出し、対象ブロック面の形状に応じて計算対象のフィラメント部からの輻射線による対象ブロック面の照度分布計算式を選択し、該計算式に実効フィラメント長を用いることにより各フィラメント部からの輻射線による上記回転体内面への照度分布を求めることを特徴とする定着用回転体のハロゲンヒータ。
IPC (3件):
G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 103 ,  H05B 3/00 335

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