特許
J-GLOBAL ID:200903022973586067

移動局のロック状態検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 公三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-247221
公開番号(公開出願番号):特開平8-088585
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 時分割でバースト的に送受信する移動局において、第1局発シンセサイザ30では送信時と受信時で周波数の切替えを行うが、切替えてから所望の周波数にロックされるまでのロックアップ時間を要する。ロックアップ時間におけるアンロック状態と回路の不具合によるアンロック状態とを区別して検出する。【構成】 ロック状態検出部50において、送受信のバーストの中央付近でロック状態の検出を行うようにして周波数切替え時のロックアップ時間を検出の対象から除外し、アンロック状態の検出が所定回以上繰り返されるとアンロックと判定し制御信号79により送信アンプ23の機能を止め送信を停止する。【効果】 送信時と受信時を別けてアンロック状態を検出できる。アンロック状態が所定回数検出されてからはじめてアンロックと判定するから、ノイズ等による誤判定を生じない。
請求項(抜粋):
時分割でバーストにより送信および受信するように切替える送信および受信用の周波数を切替えて発振し、その発振周波数である局発信号(43)と基準クロック(45)とを位相比較して位相比較結果(49)を出力する局発シンセサイザ(30)と、前記位相比較結果(49)にもとづいて前記局発信号(43)が前記基準クロック(45)にロックしたかアンロックかのロック状態を検出するためのロック状態検出手段(50)とを含む移動局のロック状態検出回路において、前記ロック状態検出手段(50)が、前記送信および受信用の周波数に切替えてからそれぞれロック状態にいたるまでの送信ロックアップ時間(Tt )および受信ロックアップ時間(Tr )を除いた前記送信および受信におけるバースト(82,81)の安定に存在する期間における前記位相比較結果(49)が、所定期間以上アンロック状態を示した場合はアンロックと判定し、前記所定期間以上アンロック状態を示さなかった場合およびロック状態を示したときにはロック状態と判定してその判定結果を前記送信におけるバースト(82)については送信判定結果(57)として、前記受信バースト(81)については受信判定結果(56)として前記送信および受信におけるバースト(82,81)毎に得るための判定手段(51)と、前記送信判定結果(57)が、所定の回数を越えてアンロック状態を示したときにアンロックを示し、前記アンロック状態が前記所定の回数を越えて示されなかったときおよびロック状態を示したときにロックを示して送信状態を保護する送信ロック状態検出結果(59)を得るための送信保護手段(53)と、前記受信判定結果(56)が、所定の回数を越えてアンロック状態を示したときにアンロックを示し、前記アンロック状態が前記所定の回数を越えて示されなかったときおよびロック状態を示したときにロックを示して受信状態を保護する受信ロック状態検出結果(58)を得るための受信保護手段(52)とを含む移動局のロック状態検出回路。
IPC (2件):
H04B 1/50 ,  H04B 7/26

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