特許
J-GLOBAL ID:200903022975394122

偏光素子とその製造方法及び表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 晴敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-337905
公開番号(公開出願番号):特開平11-160538
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 液晶表示装置に内蔵可能であり且つ直線偏光板及び4分の1波長板の機能を兼ね備えた偏光素子を提供する。【解決手段】 偏光素子は基板2の上に直接形成された偏光層9からなる。この偏光層9は成膜された高分子液晶9aとその中に分散された二色性色素9bとからなる。高分子液晶9aは所定の方向に一軸配向した液晶を側鎖に含んでいる。二色性色素9bは入射光に対して分子の長軸と短軸とで異なる吸光度を呈する。高分子液晶9aの一軸配向に合わせて二色性色素9bの分子の長軸が所定の方向に整列しており、入射光に含まれる振動成分を選択的に吸収透過して偏光に変換する。偏光素子はそのリターデーションが(2n+1)・λ/4となるように成膜されており、4分の1波長板としての機能を有する。但し、λは可視領域の波長であり、nは零又は整数である。
請求項(抜粋):
成膜された高分子とその中に配合された色素とからなる偏光素子であって、前記高分子は所定の方向に一軸配向した液晶を含んでおり、前記色素は、入射光に対して分子の長軸と短軸とで異なる吸光度を呈する二色性を備え、該液晶の一軸配向に合わせて分子の長軸が該所定の方向に整列しており、入射光に含まれる振動成分を選択的に吸収透過して偏光に変換するとともに、前記高分子はそのリターデーションが(2n+1)・λ/4(但し、λは可視領域の波長であり、nは零又は整数)となる様に成膜されていることを特徴とする偏光素子。
IPC (4件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/1333 ,  G02F 1/1335 510 ,  G09F 9/35 321
FI (4件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/1333 ,  G02F 1/1335 510 ,  G09F 9/35 321

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