特許
J-GLOBAL ID:200903022977686678

歯車式変速機構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-258418
公開番号(公開出願番号):特開平10-103423
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 アウトプット・リダクションギヤ・タイプの利点を保持した上で、リバース遊転歯車の回転支持部の潤滑性を確保し、また、カウンタ軸およびその支持部の強度・剛性をより低く設定できるようにする。【解決手段】 アウトプット・リダクションギヤ・タイプの歯車式変速機において、選択された変速段位に対応した所定の変速歯車対1G〜6Gで入力軸Siからカウンタ軸Scを介して又は直接に出力軸Soへ動力が伝達されるように動力伝達経路を切り換える動力伝達切換機構が複数のシンクロメッシュ装置Ya〜Ycを備え、これらシンクロメッシュ装置が全て上記入力軸上に配設されるとともに、該入力軸上の全ての歯車が入力軸に対して相対回転自在に設けられており、上記変速歯車対のうち後退用歯車対6Gが歯車列の最も入力側に配置されていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
同一軸線上に隣り合うようにして配置された入力軸および出力軸と、これら両軸と平行に配置されたカウンタ軸と、各変速段位にそれぞれ対応して上記入力軸および出力軸と上記カウンタ軸とに対をなして設けられ互いに噛合する複数の変速歯車対と、選択された変速段位に対応した所定の変速歯車対で入力軸からカウンタ軸を介して又は直接に出力軸へ動力が伝達されるように動力伝達経路を切り換える動力伝達切換機構とを備え、上記変速歯車対のうちカウンタ軸の回転を出力軸へ減速して伝達し得る減速歯車対の各歯車が共にカウンタ軸と出力軸との間で軸と一体回転する歯車式変速機において、上記動力伝達切換機構が、軸に対して相対回転自在な前後の歯車のいずれか一方を選択的に当該軸に対して一体回転するように連結させ得る複数のシンクロメッシュ装置を備え、これらシンクロメッシュ装置が全て上記入力軸上に配設されるとともに、該入力軸上の全ての歯車が入力軸に対して相対回転自在に設けられており、上記変速歯車対のうち後退用歯車対が歯車列の最も入力側に配置されていることを特徴とする歯車式変速機構造。
IPC (3件):
F16H 3/091 ,  F16H 3/12 ,  F16H 63/20
FI (3件):
F16H 3/091 ,  F16H 3/12 ,  F16H 63/20

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