特許
J-GLOBAL ID:200903022979728319

軸流タービンの動翼制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020948
公開番号(公開出願番号):特開平7-229404
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 翼有効部或は植込み部に過大な初期応力を付加することがなく、全ての運転状況下で隣接する翼のシュラウドの接触面が常に或る面圧で密着し、振動低減及び減衰の機能をもたせた。【構成】 各翼1a,1bのシュラウド3a,3bにおける回転方向前側接触面と回転方向後側接触面のうち少なくとも一方の接触面が、ロータ3の中心と接触面とを結ぶラジアル線に対して所定角度をなすように形成されている。そして、一つの翼1aのシュラウド3aの断面形状が台形をなし、その翼1aに隣接する翼1bのシュラウド3bの断面形状が逆台形に形成され、シュラウド3a,3bの両端接触面がなす角度の半角が接触面の静止摩擦角よりも小さい。
請求項(抜粋):
翼列をなすように周方向に配列された各翼の翼頂部に、翼と一体にシュラウドを設け、互いに隣接しあう翼のシュラウド同士がロータの回転時に接触するように構成された軸流タービンの動翼制振装置において、各翼のシュラウドにおける回転方向前側接触面と回転方向後側接触面のうち少なくとも一方の接触面が、ロータ中心と上記接触面とを結ぶラジアル線に対して所定角度をなすように形成され、一つの翼のシュラウドの回転軸に直交する断面形状が半径方向外側に狭くなる台形を成し、その翼に対して周方向に隣接する翼のシュラウドの断面形状が半径方向内側に狭くなる逆台形に形成され、シュラウドの回転方向前側接触面と回転方向後側接触面とで形成される角度の半角が接触面の静止摩擦角よりも小さくなるように形成されていることを特徴とする動翼制振装置。
IPC (4件):
F01D 5/32 ,  F01D 5/26 ,  F01D 5/30 ,  F03G 4/00 531
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-279701

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