特許
J-GLOBAL ID:200903022986994547
制動力制御装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-264616
公開番号(公開出願番号):特開平5-105048
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 前後( フロント, リア) の左右輪を使う制動力差制御システムで、ステア特性での前後使い分け、横G での前後配分等車両状態などに合わせより効果的、有効な側を使い車両挙動制御の実効を更に高める。【構成】 ステア特性に応じた使い分けなら、制御システムのコントローラは制御時車両のステア特性を判断する。判断は例えば目標ヨ-レイト(d/dt)φref と実ヨ-レイト(d/dt)φとの比較で行える。アンダステアの場合は目標差圧ΔP(S)をフロント側で発生させるようその左右のホイ-ルシリンダ液圧P1,P2 の制御を実行し、オ- バステアの場合は差圧ΔP(S)をリア側で発生させるようその左右のホイ-ルシリンダ液圧P3,P4 の制御を実行する。回頭させるとき回頭性向上に効果の大きいフロントを、安定させるとき安定性向上に効果のあるリアを使い分けられる。
請求項(抜粋):
前輪及び後輪の左右の制動力を独立に制御可能な車両において、車両の走行状態について操舵状態を含んで検出する手段と、ヨ-運動を少なくとも含む車両平面運動に関する運動状態量を検出または推定する手段と、これら手段からの出力に応じて左右の制御対象車輪の制動力に差を生じさせ、車両挙動を制御するよう制動力を制御する手段にして、ステア特性を判断し、車両がオ-バステアにあるときは後輪側制御への割合を大とし、車両がアンダステアにあるときは前輪側制御への割合を大とすべく、該当車輪の制動力の設定をなす、車輪制動力設定手段を含む制動力制御手段とを具備してなることを特徴とする制動力制御装置。
引用特許:
前のページに戻る