特許
J-GLOBAL ID:200903023001142963

波長変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-303936
公開番号(公開出願番号):特開2001-125157
出願日: 1999年10月26日
公開日(公表日): 2001年05月11日
要約:
【要約】【課題】 変換効率が入力される信号光の偏波方向に依存しない波長変換装置を提供する。【解決手段】 非線形材料基板に互いに平行に並ぶように形成された2つの波長変換素子11,12を有し、これら素子のドメイン反転グレーティング周期構造は、分極方向の異なる領域のそれぞれの長さをLcとし、位相不整合量をΔkとしたときに、ΔkLc=πを満たすように構成されている装置であって、互いに同じ強度に分波された第一のポンプ光P1及び第二のポンプ光P2と、分波された第一の信号光S1及び第二の信号光S2から、波長変換素子11により変換光C1を生成し、波長変換素子12により変換光C2を生成し、さらに変換光C1とC2を合波して変化光C0を出力する。
請求項(抜粋):
非線形材料基板に形成され、互いに平行に並ぶように配置され、それぞれが擬似位相整合条件を満たすドメイン反転グレーティング周期構造を持ち、互いに同じ構造を持つ第一の波長変換素子及び第二の波長変換素子と、ポンプ光を互いに同じ強度の第一のポンプ光及び第二のポンプ光に分波するポンプ光分波手段と、信号光を第一の信号光及び第二の信号光に分波する信号光分波手段と、第一のポンプ光及び第一の信号光を上記第一の波長変換素子の入力端に導く第一の結合手段と、第二のポンプ光及び第二の信号光を上記第二の波長変換素子の入力端に導く第二の結合手段と、上記第一の波長変換素子により第一のポンプ光及び第一の信号光に基づいて生成された第一の変換光と、上記第二の波長変換素子により第二のポンプ光及び第二の信号光に基づいて生成された第二の変換光とを合波する合波手段と、を有し、上記ドメイン反転グレーティング周期構造は、分極方向の異なる第一の領域と第二の領域とを交互に配列した構造を持ち、かつ、第一の領域と第二の領域の光伝搬方向の長さを共に同じ長さLcとし、第一の領域と第二の領域との位相不整合量をΔkとしたときに、ΔkLc=πを満たすように構成したことを特徴とする波長変換装置。
Fターム (7件):
2K002AA02 ,  2K002AB12 ,  2K002CA03 ,  2K002DA06 ,  2K002GA01 ,  2K002GA04 ,  2K002HA31
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • LiNbO3擬似位相整合素子を使用した偏波無依存波長変換
審査官引用 (1件)
  • LiNbO3擬似位相整合素子を使用した偏波無依存波長変換

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