特許
J-GLOBAL ID:200903023006967456

光通信システムにおける分散管理のための超小型構造光ファイバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外11名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-057561
公開番号(公開出願番号):特開2001-281490
出願日: 2001年03月02日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 分散補償を成し遂げるための超小型構造光ファイバを提供すること。【解決手段】 光ファイバシステムは、光送信機と、光受信機と、送信機と受信機とを互いに光結合する光ファイバ伝送路とを有する。伝送路は、約1300nmよりも大きい動作波長λ0で負の分散を有す第1のセクションと、超小型構造光ファイバ(MOF)を有する第2のセクションとを備える。MOFは、λ0で比較的大きな異常分散を有し、第1のセクションにおいて蓄積される負の分散を補償するのに十分な長さを有する。MOFは、コア領域の円周上に毛細管状の空気孔が配置された内部クラッド領域を有する。
請求項(抜粋):
光送信機と、光受信機と、前記送信機と前記受信機とを互いに光結合させる光ファイバ伝送路とを含む光ファイバシステムであって、前記伝送路は、約1300nmよりも大きい動作波長λ0で負の分散を有する第1のセクションおよび超小型構造ファイバを含む第2のセクションを有し、前記超小型構造ファイバは、前記波長λ0で比較的大きな異常分散を有し、前記第1のセクションにおいて蓄積される負の分散を補償するのに十分な長さを有し、前記送信機は、前記波長λ0で少なくとも1つの成分を含む光信号を生成し、前記超小型構造ファイバは、前記光放射線が伝播するコア領域と、前記コア領域を囲み、前記コア領域の有効屈折率よりも低い有効屈折率を有する内部クラッディング領域と、前記内部クラッディング領域を囲む外部クラッディング領域とを含み、前記内部クラッディング領域は、前記コア領域の周りに少なくとも1つの比較的薄い層で円周上に配置される多数の特徴部であって、前記放射線の指数案内を提供するのに有効な特徴部を有し、前記コア領域および前記内部クラッディング領域は互いに、前記ファイバが約1300nmを上回る波長で比較的大きな異常群速度分散を示すように形成され、前記コア領域は、約8μm未満の直径を有し、前記コア領域と前記内部クラッディング領域との間の有効屈折率の差は約10%よりも大きいことを特徴とする光ファイバシステム。
IPC (2件):
G02B 6/22 ,  G02B 6/20
FI (2件):
G02B 6/22 ,  G02B 6/20 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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