特許
J-GLOBAL ID:200903023018105514

車輌用前照灯

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森山 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-206551
公開番号(公開出願番号):特開平10-031904
出願日: 1996年07月17日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 放電バルブを備えた車輌用前照灯において、リフレクタ反射面の上部領域の反射面素子からの拡散反射光により形成される水平拡散配光パターンを、グレア光を発生させることなく副灯配光パターンの一部として有効に活用する。【解決手段】 リフレクタ16の反射面22において放電バルブ18からの光が上向き光として入射する上部領域を、広拡散反射領域22Aとして設定する。この広拡散反射領域22Aを構成する反射面素子22As1、22As2、22As3に対して、該反射面素子から水平拡散配光パターンPAの右端部へ向かう反射光を水平カットラインCLの下方まで下げるとともに水平拡散配光パターンPAの左端部へ向かう反射光を幾分下げるように、捩れ変形補正を施す。これにより、水平拡散配光パターンPAの右端部がグレア光となるのを防止する一方、ある程度上方湾曲した水平拡散配光パターンPAの左端部により自車線側の路肩部分の視認性を向上させる。
請求項(抜粋):
放電バルブと、この放電バルブからの光を前方へ反射させる反射面を有するリフレクタとを備えてなり、斜めカットラインおよび水平カットラインを有する副灯配光パターンを形成するように構成された車輌用前照灯において、上記反射面において上記放電バルブからの光が上向き光として入射する領域に、上記放電バルブからの光を水平方向に拡散反射させて、上記斜めカットライン下方位置から上記水平カットライン下方位置まで延びる水平拡散配光パターンを形成する反射面素子が形成されており、上記反射面素子に、該反射面素子から上記水平拡散配光パターンの水平カットライン側の端部へ向かう反射光を下げる捩れ変形補正が施されている、ことを特徴とする車輌用前照灯。

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