特許
J-GLOBAL ID:200903023018405070

光ファイバケーブルの分岐方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-095848
公開番号(公開出願番号):特開2004-029739
出願日: 2003年03月31日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】テープ状の多心の光ファイバケーブルの被覆を除去して、光ファイバ芯線を取り出して分岐接続する際に、分岐作業の手間を少なくする。【解決手段】平面状の研磨面が形成された研磨材の研磨面を光ファイバケーブルに面接触させて外套被覆を均一に研磨して外套被膜を除去し、各光ファイバ芯線を損傷することなく、各光ファイバ芯線を露出させる。次に、長手薄板状で先細状に形成されたへら片を所定の光ファイバ芯線間に挿入して残余の光ファイバ芯線から分離して抜き出す。これにより、抜き出した光ファイバ芯線を切断して別途に設けられる他の光ファイバ芯線と光的に接続することにより、通信停止することなく、分岐接続することができる。【選択図】 図23
請求項(抜粋):
研磨材によって平面状の研磨面を形成し、複数本の光ファイバ芯線が、並べられた状態で、共通の外套被膜によって覆われ、帯状に形成される光ファイバケーブルの一表面に、研磨面を、略等分布荷重を与えて面接触させ、研磨材を、光ファイバケーブルに対して研磨面に平行に変位させて、光ファイバケーブルの外套被膜を研磨して除去し、外套被膜の研磨された部分を解す被膜除去工程と、 長手薄板状に形成されるとともに、長手方向一端部から他端部に向かうにつれて、幅寸法を小さくするように先細状に形成されるへら片を用いて、分岐すべき特定の光ファイバ芯線と、隣接する光ファイバ芯線との間に、前記へら片の先細状先端部を刺し入れて挿入し、光ファイバケーブルの1箇所を固定して、前記へら片を、固定した位置から遠ざかる方向へ変位させることによって、特定の光ファイバ芯線の縁を切って分離する芯線分離工程と、 前記へら片を用いて、残余の光ファイバ芯線から分離した光ファイバ芯線をすくい、抜き出す芯線抜出工程と、 抜き出した光ファイバ芯線を切断し、切断した光ファイバ芯線と、別途に設けられる他の光ファイバ芯線とを光的に接続する芯線接続工程とを含むことを特徴とする光ファイバケーブルの分岐方法。
IPC (2件):
G02B6/24 ,  G02B6/00
FI (2件):
G02B6/24 ,  G02B6/00 333
Fターム (3件):
2H036JA02 ,  2H036KA02 ,  2H038CA03

前のページに戻る