特許
J-GLOBAL ID:200903023019428732

色校正方法、および色校正装置、並びに記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-172985
公開番号(公開出願番号):特開2001-008221
出願日: 1999年06月18日
公開日(公表日): 2001年01月12日
要約:
【要約】【課題】 照明光の影響をも考慮して、忠実な色再現性を得ることが可能となる色校正方法を提供する。【解決手段】 使用する画像入出力装置の入出力特性を入出力特性ファイルとして記憶部に保存し、画像入力装置が撮影する環境に於ける照明光の特性を照明光データファイルとして記憶部に保存しておき、画像入力装置により対象物の画像を基準白色と共に撮影し、撮影された画像データを前記画像入力装置の入出力特性ファイルを用いて、機器の特性に依存しない色空間上のデータに変換し、次に、撮影環境の照明光データを取得し、取得された照明光データを用いて、機器の特性に依存しない色空間上のデータから、照明光の色味成分の影響を除去し、また、所定の照明光の色味成分を付加し、さらに、撮影環境の照明光の明るさ成分を補正し、最後に、画像出力装置に補正された画像データを出力する。
請求項(抜粋):
画像入力装置により撮影された画像データの色を校正して画像出力装置に出力する色校正方法であって、使用する画像入力装置及び画像出力装置の入出力特性を、予め測定して入出力特性ファイルとして記憶部に保存する予備ステップ1と、画像入力装置が撮影する環境に於ける照明光の特性を、予め基準白色に対して測定し、照明光データファイルとして記憶部に保存する予備ステップ2と、画像入力装置により対象物の画像を基準白色と共に撮影する撮影ステップと、前記撮影ステップで撮影された画像データを、前記記憶部に保存されている前記画像入力装置の入出力特性ファイルのデータを用いて、機器の特性に依存しない色空間上のデータに変換する入力データ変換ステップと、前記画像データが撮影された環境の照明光が既知である場合には、該当する照明光データを前記記憶部から取得し、また、前記画像データが撮影された環境の照明光が不明の場合には、前記撮影された画像データの基準白色領域部分のデータと前記記憶部に保存されている照明光データとを比較して、最も差の小さな照明光データを撮影環境の照明光データとして取得する照明光データ取得ステップと、前記照明光データ取得ステップで取得された照明光データを用いて、前記入力データ変換ステップで変換された機器の特性に依存しない色空間上のデータから、照明光の色味成分の影響を除去する色味成分除去ステップと、前記色味成分除去ステップで照明光の色味成分の影響が除去された、機器の特性に依存しない色空間上のデータに対して、所定の照明光の色味成分を付加する色味成分付加ステップと、前記色味成分付加ステップで所定の照明光の色味成分が付加された、機器の特性に依存しない色空間上のデータに対して、撮影環境の照明光の明るさ成分を補正する明るさ補正ステップと、前記明るさ補正ステップで照明光の明るさ成分が補正された、機器の特性に依存しない色空間上のデータを、前記記憶部に保存されている出力先の画像出力装置の入出力特性ファイルのデータを用いて、出力先の画像出力装置の特性に依存する画像データに変換する出力データ変換ステップとを有することを特徴とする色校正方法。
IPC (2件):
H04N 9/64 ,  G06T 1/00
FI (2件):
H04N 9/64 J ,  G06F 15/66 310
Fターム (30件):
5B057AA15 ,  5B057CA01 ,  5B057CB01 ,  5B057CE17 ,  5B057DA17 ,  5B057DB06 ,  5B057DC25 ,  5C066AA01 ,  5C066BA20 ,  5C066CA08 ,  5C066CA13 ,  5C066DA02 ,  5C066DB02 ,  5C066EA15 ,  5C066EA17 ,  5C066EB02 ,  5C066EC01 ,  5C066EF02 ,  5C066FA02 ,  5C066GA01 ,  5C066GA11 ,  5C066GA32 ,  5C066GA33 ,  5C066GB03 ,  5C066KD06 ,  5C066KE07 ,  5C066KE17 ,  5C066KF01 ,  5C066KN03 ,  5C066KN04

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