特許
J-GLOBAL ID:200903023024721073

冷凍装置用電動膨張弁及び冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-224447
公開番号(公開出願番号):特開平9-042510
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 スラッジ等の付着によって発生する冷凍サイクルの不具合を防止し、信頼性を向上させることが可能な冷凍装置用電動膨張弁及び冷凍装置を提供する。【解決手段】 ニードル23先端部に設けた弁部13と、弁室38内に設けた弁座14との間に冷媒通路37を形成する。ニードル23と略同軸上に設けた第1冷媒流路21と、この第1冷媒流路21と交差する方向に設けた第2冷媒流路22とを冷媒通路37で連通する。ニードル23はスライド孔20で摺動自在に支持し、その摺動によって冷媒流量を調整する。冷媒の低流速部24と接するニードル23の側面には凹部15を設け、スライド孔20の内周面には凹入部16を設ける。さらにニードル23先端部にはテーパ角急変部12を形成して乱流発生部11を構成する。この電動膨張弁を用いて冷凍装置を構成し、HFC系冷媒とエステル油とを用いる。
請求項(抜粋):
本体ケーシング(30)内に弁室(38)を設けて、この弁室(38)から一定の軸上に延びて本体ケーシング(30)外に開口する第1冷媒流路(21)と、この第1冷媒流路(21)と交差する方向に上記弁室から延びて本体ケーシング(30)外に開口する第2冷媒流路(22)と、略上記軸上にあって第1冷媒流路(21)とは反対の方向に延びるスライド孔(20)とを設け、このスライド孔(20)に弁棒(23)を摺動自在に支持し、さらに上記弁室(38)と第1冷媒流路(21)との連設部には弁座(14)を設ける一方、上記弁棒(23)の先端部には上記弁座(14)と対向してその隙間に冷媒通路(37)を形成する弁部(13)を設け、上記弁棒(23)をスライド孔(20)に沿って摺動させることによって第1冷媒流路(21)と第2冷媒流路(22)との間を流通する冷媒流量を調整可能に構成した冷凍装置用電動膨張弁において、上記弁室(38)内及びその近傍における低流速部(24)と接する弁棒(23)側面に、凹部(15)を設けたことを特徴とする冷凍装置用電動膨張弁。
IPC (2件):
F16K 31/04 ,  F16K 1/38
FI (2件):
F16K 31/04 Z ,  F16K 1/38 Z

前のページに戻る