特許
J-GLOBAL ID:200903023028300145

HIV-1、HIV-2及びSIVタイプのレトロウイルスのゲノムからのヌクレオチド配列の翻訳生成物を含む免疫原化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-270165
公開番号(公開出願番号):特開2000-093187
出願日: 1990年06月05日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 ウイルス性疾患、特にエイズの治療用組成物の提供。【解決手段】 エイズウイルス(HIV-1 Bru、HIV-1 Mal、HIV-1 Eli、HIV-2 ROD及びSIV MAC)の特定領域からのアンチセンスヌクレオチド配列を含む。
請求項(抜粋):
以下の翻訳生成物(A)及び/又は(B)を含む免疫原化合物:(A)- HIV-1 Bru、HIV-1 Mal、HIV-1 Eli、HIV-2 ROD及びSIV MACウイルスのgag、vpr及びpol遺伝子内又はHIV-2 ROD及びSIV MACウイルスのnef2、vif2及びvpx遺伝子又はHIV-1 Bru、HIV-1 Mal及びHIV-1Eliウイルスのenv、nef1、vif1及びvpr遺伝子内に含まれているヌクレオチド配列のうちの1つの中に含まれている配列の中から選ばれていること、- 又は(特に最も長いリーダーについて)、HIV-1 Bru、又はHIV-1 Mal又はHIV-1 Eli又はHIV-2 ROD又はSIV MACからの前記ヌクレオチド配列のうちの1つを含むか、又は、これらの配列の相補的ヌクレオチド配列を含み、末端3′又は5′の側で当該遺伝子の保存された特異的ヌクレオチド配列から「はみ出す」付加ヌクレオチドがある場合それらは好ましくは上記HIV-1、HIV-2又はSIV MACタイプのウイルスの完全配列自体の内側に相応する末端3′又は5′の下に置かれているものと一致すること、- 又はこのリーダの配列が上述のヌクレオチド配列の1つと同一でない場合又はこれらの配列の1つと相補的でない場合、それでもHIV-1 Bru、HIV-1 Mal、HIV-1 Eliウイルスからの核酸配列と及び/又は上述のHIV-2 ROD又はSIV MACウイルスからのヌクレオチド配列とハイブリダイズし得ることを特徴とするヌクレオチド配列の翻訳生成物、(B)生物学的試料に基づいて行なわれるHIV-1及び/又はHIV-2及び/又はSIVタイプのウイルスの核酸配列の遺伝子増幅方法において、主として、- 上述の生物学的試料の中に場合によって存在するHIV-1、HIV-2又はSIVタイプのウイルスのゲノムに属する検出すべき核酸の抽出段階、及び場合によってはこの核酸がRNAの形をしている場合のこの核酸の逆トランスクリプターゼ(逆転写酵素)を用いた処理段階、- ・一本鎖核酸の形成を導く、検出すべき2本鎖核酸の変性の段階、・ 少なくとも1つの上記(A)のリーダ対と上記鎖を接触させることによる少なくとも1つのリーダと、上記変性段階の際に得られた核酸鎖の各々とのハイブリダイゼーションの段階、・ 1つのDNAポリメラーゼと異なる4つのヌクレオシド三リン酸(dNTP)の存在する中でリーダが上でハイブリダイズするような鎖と相補性をもつDNAを、これらのリーダから形成し、かくして先行する変性段階に比べさらに多くの二本鎖核酸の形成がもたらされる段階を含み、かつ場合によって生物学的試料の中にその検出を可能にするだけ充分な割合で存在する検出すべき前記核酸配列を得るため規定の回数だけくり返されるようなサイクル、- 生物学的試料内にHIV-1及び/又はHIV-2及び/又はSIVタイプのウイルスのゲノムに属する核酸が場合によって存在することを検出する段階を含む方法により増幅されたヌクレオチド配列の翻訳生成物。
IPC (10件):
C12N 15/09 ZNA ,  A61K 39/21 ,  A61K 48/00 ,  A61P 31/18 ,  C07H 21/04 ,  C07K 14/155 ,  C07K 14/16 ,  C12Q 1/68 ,  C12Q 1/70 ,  G01N 33/569
FI (10件):
C12N 15/00 ZNA A ,  A61K 39/21 ,  A61K 48/00 ,  A61P 31/18 ,  C07H 21/04 B ,  C07K 14/155 ,  C07K 14/16 ,  C12Q 1/68 A ,  C12Q 1/70 ,  G01N 33/569 H
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-217161

前のページに戻る