特許
J-GLOBAL ID:200903023038511020

ブレーキブースタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-344913
公開番号(公開出願番号):特開平6-191394
出願日: 1992年12月24日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は内燃機関の吸気負圧を駆動源とするブレーキブースタ装置に関し、応答性の向上と確実なフェールセーフの確保を目的とする。【構成】 第1及び第2制御用B/B31,32は吸気負圧を蓄える負圧室31a,32aと、吸気負圧及び大気とを適宜導入して所定の内圧を保持する変圧室31b,32bと、それらの間の差圧に応じた推力をブレーキ機構6〜9の油圧に変換するマスタシリンダ31c,32cとで構成される。第1制御用B/B31の正常時は第3遮断弁36を開弁して第2制御用B/B32をバキュームタンクとして機能させ、大気導入直後における負圧室31aの内圧変動を抑制する。そして、第1制御用B/B31が故障した際には第3遮断弁36を閉弁して、以後第2制御用B/B32でブレーキ増圧を行う。
請求項(抜粋):
負圧供給源から供給される負圧を蓄え得ると共に大気を導入することにより内圧を所定の負圧に設定し得る変圧室と、前記負圧供給源から供給される負圧を蓄えて内圧を負圧に保持し得る負圧室と、前記変圧室の内圧と前記負圧室の内圧との差圧に応じた推力をブレーキ機構の油圧に変換するマスタシリンダとからなるブレーキブースタを用いて運転者によるブレーキ操作力を増大させるブレーキブースタ装置であって、第1のブレーキブースタと、第2のブレーキブースタと、前記第1のブレーキブースタの負圧室と前記第2のブレーキブースタの負圧室とを連通する連通路中に設けられ、両者の導通を制御する制御弁と、前記第1のブレーキブースタと前記第2のブレーキブースタの内、一方の異常を検出する異常検出手段と、該異常検出手段により前記一方のブレーキブースタの異常が検出された場合、前記制御弁を閉弁することにより前記連通路を遮断すると共に前記一方のブレーキブースタから前記ブレーキ機構への油圧供給を停止させる異常時制御手段とを有することを特徴とするブレーキブースタ装置。

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