特許

J-GLOBAL ID：200903023040313139

自動車の車体後側部補強構造

発明者： 代谷 四木千
出願人/特許権者： ダイハツ工業株式会社
代理人 (1件)： 澤田 忠雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-368713
公開番号（公開出願番号）：特開平11-192973
出願日： 1997年12月29日
公開日（公表日）： 1999年07月21日
要約：

【要約】【課題】 クォータインナパネルへのシートストライカの取り付け部の補強板による補強がより効果的になされるようにする。【解決手段】 クォータインナパネル6とリヤフロアパネル15の側端縁17との結合部の上方近傍で上記クォータインナパネル6に挿通口23を形成する。この挿通口23の前方近傍で上記クォータインナパネル6にシートストライカ29を取り付け、この取り付け部を補強する補強板41をこの補強板41の後部が側面視で上記挿通口23の前部に重なるように上記クォータインナパネル6の外面に取り付ける。上記挿通口23と重なった上記補強板41の部分を外側方に膨出させて膨出部42とする。上記膨出部42の後端縁から後方に向って延出片43を延出させる。この延出片43の延出端部を上記クォータインナパネル6とリヤフロアパネル15の側端縁17との結合部にスポット溶接S4 ,S5 により結合させたものである。

請求項（抜粋）：

クォータインナパネルにリヤフロアパネルの車幅方向の側端縁をスポット溶接により結合させ、上記クォータインナパネルとリヤフロアパネルの側端縁との結合部の上方近傍で上記クォータインナパネルに溶接ガン挿通用の挿通口を形成し、この挿通口の前方近傍で上記クォータインナパネルにシートバック用のシートストライカを取り付け、上記クォータインナパネルへのシートストライカの取り付け部を補強する補強板をこの補強板の後部が側面視で上記挿通口の前部に重なるように上記クォータインナパネルの外面に取り付け、上記挿通口と重なった上記補強板の部分を外側方に膨出させて膨出部とした自動車の車体後側部補強構造において、上記膨出部の後端縁から後方に向って延出片を延出させ、この延出片の延出端部を上記クォータインナパネルとリヤフロアパネルの側端縁との結合部にスポット溶接により結合させた自動車の車体後側部補強構造。