特許
J-GLOBAL ID:200903023048926792

パイロット信号受信レベル平均化方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-237268
公開番号(公開出願番号):特開平11-088244
出願日: 1997年09月02日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 セルラー移動無線通信システムの移動局においてパイロット受信レベルより正確に伝搬損失成分を抽出することである。【解決手段】 伝搬損変動帯域幅予測装置p01によって得られた伝搬損変動の予想占有帯域幅によって平均化フィルタf01の通過帯域特性を制御する。伝搬損変動帯域幅の予測には、移動局が測定したパイロット受信レベルの変動速度ならびに、セル半径およびアンテナ高を用いる。パイロット受信レベルの変動速度が速いほど、セル半径が小さいほど、アンテナ高が低いほど、高速に伝搬損が変動すると予測し、平均化フィルタf01の通過帯域を広くする。
請求項(抜粋):
パイロット信号を常時放出する基地局と、前記パイロット信号の受信レベルを検出する装置を具備する移動局から成るセルラー移動無線通信システムにおいて、前記基地局は、伝搬環境パラメータを決定する手段と、前記伝搬環境パラメータを前記移動局へ伝達する手段から構成され、前記移動局は、前記伝搬環境パラメータを受信する手段と、パイロット信号受信レベルの変動速度を検出するパイロット受信レベル変動速度検出装置と、パイロット信号受信レベルに含まれる伝搬損成分の変動帯域幅を予測する伝搬損変動帯域幅予測装置と、通過帯域特性を変化させることができる平均化フィルタから構成され、前記移動局は、前記受信手段により受信した前記伝搬環境パラメータならびに前記パイロット受信レベル変動速度検出装置により検出した前記パイロット信号の受信レベル変動速度により前記伝搬損変動帯域幅予測装置を用いて前記パイロット信号受信レベルに含まれる伝搬損成分の変動帯域幅を予測し、前記予測変動帯域幅により前記平均化フィルタの通過帯域特性を可変し、前記受信レベルを前記平均化フィルタに通過させて前記伝搬損成分を抽出することを特徴とするパイロット信号受信レベル平均化方式。
IPC (2件):
H04B 7/005 ,  H04B 7/26
FI (2件):
H04B 7/005 ,  H04B 7/26 C

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