特許
J-GLOBAL ID:200903023060495870

沈下計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-005764
公開番号(公開出願番号):特開平6-212631
出願日: 1993年01月18日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 地盤等の地質に影響されることがなく長期間使用でき、しかも、地盤等に対するアンカの定着力の向上を図ることができる沈下計を提供する。【構成】 地盤に穿設された穴BにアンカAを挿入した後、穴BにアンカAを定着させ、アンカAから穴Bを挿通して地表に延設された変位量検出ロッド12の変位によって地盤の変位量を測定する沈下計1において、アンカAは、変位量検出ロッド12が連結される基体2と、基体2との間にモルタルMが充填可能な空間Cを形成すべく基体2の全周を所定の弛みをもって被包した織布からなる袋状の定着部材3とを備え、空間Cには、地表から穴Bに挿入されて空間Cに連通接続された接続パイプ10を介してモルタルMが充填され、これにより定着部材3の弛み部7を膨張させてアンカAを穴Bに定着させる。
請求項(抜粋):
地盤等に穿設された穴にアンカを挿入した後、前記穴に前記アンカを定着させ、前記アンカから前記穴を挿通して地表に延設された変位量検出ロッドの変位によって前記地盤等の変位量を測定する沈下計において、前記アンカは、前記変位量検出ロッドが連結される基体と、該基体との間に凝固性流動物が充填可能な空間を形成すべく前記基体の全周を所定の弛みをもって被包した織布からなる袋状の定着部材と、前記地表から前記穴に挿入されて前記空間に連通接続された接続管とを備え、該接続管から前記空間に前記凝固性流動物を充填することによって前記定着部材を膨張させて前記アンカを前記穴に定着させることを特徴とする沈下計。

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