特許
J-GLOBAL ID:200903023064494592

レーキ受信器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-570913
公開番号(公開出願番号):特表2002-525905
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2002年08月13日
要約:
【要約】本発明は、IRCを用いるCDMAシステムのレーキ受信器であって、少なくとも2つのアンテナブランチ(232A,232B)を使用することにより無線信号を受信する受信器に係る。本発明によれば、レーキフィンガ(270A,270B)は、各アンテナブランチ(232A,232B)に対して信号対干渉及び雑音比(SINR)を最大にする重み付け係数を形成するための重み付け係数部分(272)と、各アンテナブランチ(232A,232B)においてデスプレッダ(276A,276B)によって拡散解除されたパイロット部分(274A)に重み付け係数を乗算するためのマルチプライヤ(284A,284B)と、各アンテナブランチ(232A,232B)においてデスプレッダ(276C,276D)により拡散解除されたデータ部分(274B)に重み付け係数を乗算するためのマルチプライヤ(284C,284D)と、別々のアンテナブランチ(232A,232B)を経て受信されそして重み付け係数が乗算された拡散解除されたパイロット部分(274A)を1つのパイロット信号へ合成するためのアンテナブランチ加算器(278A)と、別々のアンテナブランチ(232A,232B)を経て受信されそして重み付け係数が乗算された拡散解除されたデータ部分(274B)を1つのデータ信号へ合成するためのアンテナブランチ加算器(278B)とを備えている。更に、受信器は、異なる遅延で動作するレーキフィンガ(270A,270B)のデータ信号を、受信ビットを表わす和のデータ信号へ合成するためのレーキフィンガ加算器(280B)も備えている。
請求項(抜粋):
無線信号を受信するための少なくとも2つのアンテナブランチ(232A,232B)と、該アンテナブランチ(232A,232B)に接続され、無線信号の多経路伝播信号成分を処理するための少なくとも1つのレーキフィンガ(270A,270B)と、上記アンテナブランチ(232A,232B)に接続され、少なくとも1つの多経路伝播信号成分の遅延をサーチし、そしてレーキフィンガ(270A,270B)を割り当てて、見つかった多経路伝播信号成分を処理すると共に、上記レーキフィンガ(270A,270B)に見つかった遅延を通知するための遅延推定器(260)とを備え、上記レーキフィンガは、各アンテナブランチ(232A,232B)の無線信号に含まれた既知のパイロット部分により見つかった多経路伝播信号成分のチャンネルのインパルス応答を発生するチャンネル推定器(272)と、上記既知のパイロット部分及び上記チャンネルの推定インパルス応答により得られる再生された所望無線信号を受信無線信号から減算することにより、各アンテナブランチ(232A,232B)の無線信号に含まれて干渉及びノイズより成る干渉信号を発生するための干渉推定器(272)と、各アンテナブランチ(232A,232B)に接続され、上記遅延推定器(260)で通知された遅延により既知の拡散コードを使用することによって多経路伝播信号成分に含まれたパイロット部分(274A)を拡散解除するためのデスプレッダ(276A,276B)と、各アンテナブランチ(232A,232B)に接続され、上記遅延推定器(260)で通知された遅延により既知の拡散コードを使用することによって多経路伝播信号成分に含まれたデータ部分(274B)を拡散解除するためのデスプレッダ(276C,276D)とを備えているようなレーキ受信器において、 上記レーキフィンガ(270A,270B)は、更に、 信号対干渉及び雑音比(SINR)を最大にする重み付け係数を各アンテナブランチ(232A,232B)に与えるための重み付け係数部分(272)と、 各アンテナブランチ(232A,232B)においてデスプレッダ(276A,276B)により拡散解除されたパイロット部分(274A)に重み付け係数を乗算するためのマルチプライヤ(284A,284B)と、 各アンテナブランチ(232A,232B)においてデスプレッダ(276C,276D)により拡散解除されたデータ部分(274B)に重み付け係数を乗算するためのマルチプライヤ(284C,284D)と、 別々のアンテナブランチ(232A,232B)を経て受け取られそして重み付け係数で乗算された拡散解除されたパイロット部分(274A)を1つのパイロット信号へ合成するためのアンテナブランチ加算器(278A)と、 別々のアンテナブランチ(232A,232B)を経て受け取られそして重み付け係数で乗算された拡散解除されたデータ部分(274B)を1つのデータ信号へ合成するためのアンテナブランチ加算器(278B)とを備え、そして 上記レーキ受信器は、更に、 異なる遅延で動作するレーキフィンガ(270A,270B)のデータ信号を、受信ビットを表わす和のデータ信号へ合成するためのレーキフィンガ加算器(280B)を備えたことを特徴とするレーキ受信器。
Fターム (3件):
5K022EE02 ,  5K022EE32 ,  5K022EE35

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