特許
J-GLOBAL ID:200903023065947604
車両のスリツプ制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-275435
公開番号(公開出願番号):特開平5-112162
出願日: 1991年10月23日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 トラクション制御中における不用意な変速段切換えによるハンチングを効果的に防止することができる車両のスリップ制御装置を提供する。【構成】 トラクション制御中において(ステップS1)、平均後輪速(駆動輪速の平均値)VR が、ハンチングに伴う変速ショックが問題となる所定値V1 未満のときには(ステップS2)、この平均後輪速VRが変速ラインを越えて変化した場合(シフトアップ信号が出力された場合)であっても(ステップS3)、平均後輪速VR の変化率AR が所定値A1 以上のときには(ステップS4)平均後輪速VR が変速段切換え後の変速段領域内にある状態が所定時間T1 以上継続したときにのみ変速段切換えを許容する(ステップS5)。これにより、左右の後輪3、4のいずれかが大きくスピンして平均後輪速VR が急激に大きくなり、その直後に後輪速VR が元に戻ったような場合には、変速段切換えが行われない。
請求項(抜粋):
自動変速機と、この自動変速機の変速段を少なくとも駆動輪速に応じて切り換える変速制御手段と、を備えた車両に設けられるスリップ制御装置であって、前記駆動輪の路面に対するスリップ率が所定値以上になったとき、このスリップ率を所定の目標スリップ率に近づけるよう前記駆動輪の駆動力を制御する駆動力制御手段を備えた車両のスリップ制御装置において、前記駆動輪速が前記変速段の切換え境界点を越えて変化した場合であっても、前記駆動力制御手段による駆動力制御中は、前記駆動輪速が変速段切換え後の変速段領域内にある状態が所定時間以上継続したときにのみ前記変速制御手段による変速段切換えを許容する変速制限手段を備えていることを特徴とする車両のスリップ制御装置。
IPC (4件):
B60K 41/04
, B60T 8/58
, F02D 29/02 311
, F16H 61/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平3-193533
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特開平2-057441
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特開平3-149463
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