特許
J-GLOBAL ID:200903023069160196

回転電機の整流子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-233607
公開番号(公開出願番号):特開平8-098471
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】整流子の軸方向長を増大させることなくモールド樹脂筒部による整流子片耐遠心方向担持力を増大することが可能な回転電機の整流子及びその製造方法を提供する。【構成】整流子片2のライザ部22の端面に形成された凹部3にモールド樹脂筒部1のフランジ部12の突部4を嵌め込む、好ましくは一体成形により嵌合する構成を採用しているので、本来のフランジ部12の軸方向幅がその各部において減縮することがなく、樹脂からなるフランジ部12の耐遠心力が劣化することが無い。一方、ライザ部22は凹部3の軸方向深さの分だけ軸方向最小幅が減少するが、ライザ部22は金属製であり、樹脂製のフランジ部12に比較して高温時の引っ張り強度が格段に大きく、また、ライザ部22の軸方向最小幅の部位はそれより径大なライザ部22の部分の質量にかかる遠心力だけを担持すればよく、その強度はほとんど問題とはならない。
請求項(抜粋):
回転軸に嵌着された筒部及び前記筒部の端部から径大方向へ膨設されたフランジ部を備えるモールド樹脂筒部と、互いに周方向へ一定間隙を隔てつつ前記筒部の外周部に一部埋め込んで略軸方向へ延設される複数のセグメント部及び前記セグメント部の端部から前記フランジ部の端面に密接しつつ遠心方向へ立設されるライザ部を有する整流子片とを備える回転電機の整流子において、前記ライザ部の端面は前記フランジ部の端面に面して凹部を有し、前記フランジ部の前記端面は前記ライザ部の前記凹部に嵌入する突部を有することを特徴とする回転電機の整流子。
IPC (2件):
H02K 13/00 ,  H01R 39/04

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