特許
J-GLOBAL ID:200903023069433400

車両の挙動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-241055
公開番号(公開出願番号):特開平9-076900
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】各車輪速度センサで検出された車輪速度の相互比較に基づいて車輪速度センサの故障が車輪速度センサ故障検出手段で検出され、車輪速度センサの故障検出時に所定のフェイルセーフ動作がフェイルセーフ手段で実行される車両の挙動制御装置において、車輪速度センサの故障時のみの迅速なフェイルセーフ処理、ならびに車輪速度センサの確実な故障検出を可能とした上で、駐車ブレーキに伴って車輪速度センサの故障を誤って検出することを防止した。【解決手段】駐車ブレーキ操作検出手段6で駐車ブレーキの操作が検出されるとともに走行中信号発生手段3から走行中信号が出力される状態の成立から所定時間だけフェイルセーフ動作禁止信号出力手段7からフェイルセーフ動作禁止信号が出力され、該フェイルセーフ動作禁止信号の出力時にはフェイルセーフ手段11のフェイルセーフ動作がフェイルセーフ動作禁止手段4により禁止される。
請求項(抜粋):
車両の挙動を変化させ得るアクチュエータ(AFL,AFR,ARL,ARR)と、複数の車輪速度をそれぞれ個別に検出する車輪速度センサ(SFL,SFR,SRL,SRR)と、各車輪速度センサ(SFL,SFR,SRL,SRR)でそれぞれ検出された車輪速度に基づいて車両の挙動制御を実行するか否かを判断するとともにその判断結果に基づいて前記アクチュエータ(AFL,AFR,ARL,ARR)の作動を制御するコントローラ(1)と、各車輪速度センサ(SFL,SFR,SRL,SRR)でそれぞれ検出された車輪速度の相互比較に基づいて車輪速度センサ(SFL,SFR,SRL,SRR)の故障を検出する車輪速度センサ故障検出手段(2)と、車輪速度センサ故障検出手段(2)で車輪速度センサ(SFL,SFR,SRL,SRR)の故障が検出されるのに基づき所定のフェイルセーフ動作を行なうフェイルセーフ手段(11)とを備える車両の挙動制御装置において、駐車ブレーキの操作状態を検出する駐車ブレーキ操作検出手段(6)と、車両が走行状態に在ることを検出して走行中信号を出力する走行中信号発生手段(3)と、駐車ブレーキ操作検出手段(6)で駐車ブレーキの操作が検出されるとともに走行中信号発生手段(3)から走行中信号が出力される状態の成立から所定時間だけフェイルセーフ動作禁止信号を出力するフェイルセーフ動作禁止信号出力手段(7)と、フェイルセーフ動作禁止信号出力手段(7)によるフェイルセーフ動作禁止信号の出力時にフェイルセーフ手段(11)のフェイルセーフ動作を禁止するフェイルセーフ動作禁止手段(4)とを備えることを特徴とする車両の挙動制御装置。

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