特許
J-GLOBAL ID:200903023069801604

ガス焚き温風暖房機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久木元 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-309206
公開番号(公開出願番号):特開2003-074984
出願日: 2001年08月31日
公開日(公表日): 2003年03月12日
要約:
【要約】【課題】 従来の油焚き・ガス焚き兼用の温風暖房機をガス焚きとして使用するとき、缶体の過熱を防止するため火力を低下して実用に供し、また、サーマルNOxの抑制が困難であった。【解決手段】 ガス焚き温風暖房機10の本体10a内にその一方端から燃焼室13、通風伝熱部14、煙管接続部15からなる缶体円筒部21、煙管16および煙室17を順に気密に連結された缶体27を配設し、面ガスバーナ12が発生する燃焼ガスは缶体27を経て燃焼ガス排出口18から外気中に排出され、缶体円筒部21の通風伝熱部14内には該円筒部21を貫通する空気通路23が配置され、空気通路23内には輻射吸熱放熱板22が空気通路23の中央部に形成されてなり、本体10aの上方に取り付けられたファン11aにより吸い込む室内の空気は空気通路23進行中に通風伝熱部14にて輻射吸熱放熱板22および缶体円筒部21にて熱交換、加温されて室内へ供給される。
請求項(抜粋):
ガス焚き温風暖房機(10)の本体(10a)内にその一方端から燃焼室(13)、通風伝熱部(14)、煙管接続部(15)からなる缶体円筒部(21)、煙管(16)および煙室(17)を順に気密に連結された缶体(27)を配設し、面ガスバーナ(12)が発生する燃焼ガスは缶体(27)内を燃焼室(13)、通風伝熱部(14)、煙管接続部(15)によりなる缶体円筒部(21)、煙管(16)、煙室(17)を経て燃焼ガス排出口(18)から外気中に排出され、缶体円筒部(21)の通風伝熱部(14)内には該円筒部(21)を貫通する空気通路(23)が配置され、空気通路(23)内には輻射吸熱放熱板(22)が空気通路(23)の中央部に形成されてなり、燃焼室(13)で生成された燃焼ガスは通風伝熱部(14)にて缶体円筒部(21)内で左右に分かれ、通過後合流し、煙管(16)に流入し、本体(10a)の上方または下方に取り付けられた1台または複数台のファン(11a)、(11b)により本体(10a)の上方または下方から吸い込む室内の空気は空気通路(23)進行中に通風伝熱部(14)にて輻射吸熱放熱板(22)とも熱交換、加温され、また、缶体(27)の缶体円筒部(21)にて熱交換、加温されて本体(10a)の下方または上方の温風出口(19)から室内へ供給され、かつ、ファン(11a)、(11b)により煙管接続部(15)と煙室(17)との間に送られる室内空気は煙管(16)のまわりで煙管(16)内を流れる燃焼ガスと熱交換して加温され温風出口(19)から室内へ供給されることを特徴とするガス焚き温風暖房機(10)。

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