特許
J-GLOBAL ID:200903023070114017

レトロフォーカス型レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-339004
公開番号(公開出願番号):特開平11-326755
出願日: 1998年11月30日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【目的】 大きな共役長側のレンズを屈折力の小さいプラスチック非球面レンズとするとともに、このレンズの小さな共役長側に、ガラスよりなる凹レンズを配設するようにし、かつ所定の条件式を満足することにより、結像機能を確保しつつ、色収差およびディストーション等の収差の補正を良好とする。【構成】 液晶表示パネル1からの各色光は色合成プリズム3において合成され、このレンズによって、大きな共役長側に配されたスクリーン上に投射される。そのレンズ構成は、大きな共役長側から順に、負、正、正の3群構成とされ、第1群G1は、大きな共役長側から順に、非球面を有するプラスチックからなる小さい屈折力の第1レンズL1、小さな共役長側に凹面を向けたガラスからなる負の屈折力を有する第2レンズL2、および小さな共役長側に凹面を向けた負の屈折力を有する第3レンズL3を配設してなる。また、8つの条件式を満足するように構成されてなる。
請求項(抜粋):
大きな共役長側から順に、負の屈折力を有する第1群、正の屈折力を有する第2群、および正の屈折力を有する第3群を配列されてなり、前記第1群は、大きな共役長側から順に、少なくとも1つの非球面を有する、プラスチックからなる小さい屈折力の第1レンズ、小さな共役長側に凹面を向けたガラスからなる負の屈折力を有する第2レンズ、および小さな共役長側に凹面を向けた負の屈折力を有する第3レンズを配列してなり、前記第2群は、大きな共役長側から順に配列された、負の屈折力を有する第4レンズと正の屈折力を有する第5レンズを接合した接合レンズを含み、前記第3群は、少なくとも1つの非球面を有する、プラスチックからなる小さい屈折力のレンズを大きな共役長側に有してなり、以下の各条件式(1)〜(7)を満足することを特徴とするレトロフォーカス型レンズ。Bf/f<SB>0</SB>>2.1 (1)|f<SB>1</SB>/f<SB>0</SB>|>35.0 (2)|f<SB>6</SB>/f<SB>0</SB>|>25.0 (3)-0.1<f<SB>0</SB>/f<SB>G12</SB><0.25 (4)-1.9<f<SB>G1</SB>/f<SB>0</SB><-1.0 (5)1.6<f<SB>G3</SB>/f<SB>0</SB><2.8 (6)ν<SB>4</SB>-ν<SB>5</SB>>20 (7)f<SB>0</SB> :全系の焦点距離Bf :全系のバックフォーカスf<SB>1</SB> :第1レンズの焦点距離f<SB>6 </SB> :第6レンズの焦点距離f<SB>G12 </SB>:第1群と第2群の合成焦点距離f<SB>G1</SB> :第1群の焦点距離f<SB>G3</SB> :第3群の焦点距離ν<SB>4</SB> :第4レンズのアッベ数ν<SB>5</SB> :第5レンズのアッベ数
IPC (2件):
G02B 13/04 ,  G02B 13/18
FI (2件):
G02B 13/04 C ,  G02B 13/18

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