特許
J-GLOBAL ID:200903023072773590
二酸化炭素の連続並流電気化学還元
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-534843
公開番号(公開出願番号):特表2009-511740
出願日: 2006年10月13日
公開日(公表日): 2009年03月19日
要約:
各種実施形態において、発明は、例えば、二酸化炭素をギ酸塩若しくはギ酸へと変換する、二酸化炭素の還元のための電気化学的方法を提供する。選択された実施形態では、3次元陰極を有する連続反応器の動作と、2相(ガス/液体)陰極液流れとが二酸化炭素の電気的還元における有利な条件をもたらす。これらの実施形態では、選択されたガス/液相体積流量比で、陰極液溶媒とガスを含む二酸化炭素との連続2相の流れが、比較的低い反応器(セル)電圧(<10V)と共に、比較的高い有効表面電流密度及びガス空間速度でのCO2の電気的還元を有利にする動的条件をもたらす。幾つかの実施形態では、陰極室における比較的高い内部ガス滞留量(液相に対する内部ガスの体積比>0.1であることが明らかである)は、液相での平衡CO2濃度よりも大きくすることができ、また、比較的高い有効表面電流密度を促進することができる。幾つかの実施形態では、これらの特徴は、例えば、陰極液でのpH>7で、比較的低いCO2分圧(<10bar)を達成することができる。幾つかの実施形態では、これらの特徴は、例えば、最大約80°Cの陰極液出口温度と共に断熱条件に近い条件下で達成することができる。
請求項(抜粋):
二酸化炭素を還元する電気化学的方法であり、
a)電気化学反応器の陰極室を経て、陰極液混合物を連続的に通過させ、当該陰極液混合物は、二酸化炭素ガスと、溶解した二酸化炭素を含む液体陰極液溶媒とを含有する工程と、
b)陰極室における、液体陰極液溶媒の体積に対するガスの体積の比が約0.1より大きくなるように、陰極液の液体に対するガスの容量滞留量比を維持する工程と、
c)溶解した二酸化炭素を還元して所望の生成物を形成するように、陰極室における陰極と陽極との間に電流を通過させる工程と、
を含む方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (12件):
4K021AC09
, 4K021BA01
, 4K021BA17
, 4K021BB02
, 4K021BB03
, 4K021BB04
, 4K021BC01
, 4K021BC03
, 4K021BC05
, 4K021DB11
, 4K021DB19
, 4K021DB31
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開昭54-095508
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特開昭58-110684
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特開平1-205088
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引用文献:
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